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【火の国杯争奪戦】村上博幸「集大成ってぐらいの気持ちで挑みました」

2022/10/03(月) 21:30 0 5

久留米競輪の「開設72周年記念 火の国杯争奪戦(GIII)」が3日に3日目を開催。最終日の決勝に挑む村上博幸に話を聞いた。
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「戸惑いがあったけど…。決勝は対応したい」と話す村上博幸

 準決勝はメインの12R。しかも郡司浩平の番手がセットされ大本線を担った。村上はいつにも増して気合が入っていた。

「こうした番組を組んでもらい、責任感の増す位置だなと。自分なりに色々と考えて、最近の中では集大成ってぐらいの気持ちで挑みました。久しぶりに緊張する場面でした」。

 気を引き締めるのも無理はない。今年1月に大宮記念で落車し左鎖骨を骨折。復帰は長引き7月の函館まで約6か月戦線離脱を余儀なくされた。復帰後は弥彦記念を除けばFIシリーズが続き、大きなステージでの戦いを待ちわびていたからだ。

「初日の松浦(悠士)君もそうだけど準決の郡司君も。彼らの番手で勝負ができれば今後ビッグを走った時にも対応ができると思えたんです。彼らはペダリングが上手で準決は詰め寄れただけでも。想定外の番組にも慌てずに体が反応しました」。

 12R準決勝は郡司の11秒2のまくりに食い下がり、わずかながらも差し込みに行っており、明らかに兆しはある。決勝は郡司が深谷知広に付くため、初日特選で連係した松浦に任せる事にした。

「初日特選は(付いて行けるか)戸惑いがあったけど…。決勝は対応したい」と久しぶりの大舞台に意欲を燃やした。(netkeirin特派員)

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