2022/09/28(水) 10:30 0 1
オープニングレースは断然の人気に推された近谷涼が、同タイプの桜井大地との力比べを制して白星スタートを切った。
現在「先々のことを考えて、いろいろな戦法を試している」という近谷は「今日はカマシの作戦だった」ようだが「桜井さんが早くからペースを上げたので、冷静にまくりに構えました」とうまく対処。結果的に山出裕幸とワンツーが決まり安堵した。
それでもレース後は、「まくりなら11秒台前半か半ばのタイムを出せるようにならないと(今日は11秒8)。上のクラスで戦うことを目指しているし(上位は)スピードが求められると思うので。ケガの影響などで同期より出走本数が少ない分、ひとつひとつ経験を積んで成長していきたい」と課題を早口で列挙した。
トラック競技の中距離種目で世界を股に掛けて活躍した実績があるように、持久力はすでに輪界トップクラス。あとは課題のトップスピードを強化して一流の“競輪選手”へと上り詰めていく。(netkeirin特派員)