2022/09/26(月) 17:30 0 4
5月立川で誘導妨害の失格をしてしまった井上善裕は、3か月のあっせん停止の他に、「大宮の開催指導員をクビになりました」というペナルティを受けた。長らく務めた仕事を急に解かれることになったが、怪我の功名で井上にとってはこれがプラスに転じたようだ。
「とにかく自由に使える時間が増えました。それに(開催指導員をしていたころは)慢性的な胃痛があったんですけど、辞めてからは一切それがなくなった。きっとストレスだったんでしょうね(笑)。あっせん停止の3か月もすごく充実していて、あっという間に過ぎてしまった。これからは競輪に集中できるし、その分も成績を上げていかないと。自分は結構ポジティブ思考なので、これをいいキッカケにしたいと思います」。
名前の通り、とにかく“善い人”で、これまでは他人のために働くことが多かったが、今後は今まで以上に自分自身のために時間を使えるはず。今の井上には伸びシロしかないだけに、今後の活躍に期待しよう。(netkeirin特派員)