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【弥彦競輪】成清貴之「競りに行けば負けない自信はある!」

2022/09/22(木) 18:15 1 8

弥彦競輪場の「デイリースポーツ賞(FI)」は23日、2日目を迎える。12レースのS級準決勝を走る成清貴之に話を聞いた。
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お互い良い仕事をやり、S級予選でワンツーを決めた成清貴之(右)と小林則之

 古い記者の僕からすると、成清貴之は闘っていたマーカー。当時の南関のドンでもある高木隆弘とも競っている。強烈なビッグマウスの成清節に、我々はどれだけ原稿を助けられたか分からない。それが、いつからか“成清節”が影を潜めた…。

 尊敬する宮倉勇が400勝を達成して、聞きやすい雰囲気もあったので、本人に直撃すると「今でも勝負して競りに行けば負けない自信はある(笑顔)。刀は抜かないだけで、常に研いであるよ。西のジャイアンが荒井崇博なら、東のジャイアンは俺なので(笑)」。

 初日の予選も激しいぶつかり合い。記者席がバック側になるので、ゴツーン、ゴツーンと言うヘルメットが当たる大きな音が聞こえた。

「本当は、あの辺りもファンには見て欲しい。他のラインに1着を取られると悔しいけど、俺の場合は、それよりラインで決まる事を大切にしている。大掃除をするのがマーク屋の仕事だけど、ドミノ(大量落車)には気を付けているよ」。

 僕が個人的に聞きたい事があったので、それにも本音で真摯に答えてくれた。敢えて、ここでは内容に触れないが、やはり成清貴之は「男」だと思った。(町田洋一)

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