2022/09/20(火) 14:00 0 3
小玉は3場所前の松阪ミッド(準決勝)での落車から調子一息の様子。
フレームやケガ自体はそこまで問題なかったが、バランスを崩しながらの落車だったため「ズレが生じたのか、体の感じはあんまり…」と少し弱気な様子。
復帰戦の平塚開催では初日1着も感じのいい1着ではなかったそうだ。
地元開催でキッカケを掴みたいという小玉の初日は中途半端な形となってしまい、捲り追い込む形での番手高瀬卓との2、3着のスタートだった。
「片折(勇輝)さんの動きに惑わされてしまった。調子の良いときならいけているタイミングでも仕掛けられなかったし、高瀬さんに申し訳ない…」と悔しげな表情を浮かべる。
そして迎えた準決勝も初日同様、小玉-高瀬の並び。最終2コーナー辺りで6番手に置かれるもバックから捲って埼玉ワンツーを決めた。
レース後には「初日に比べて感じは良かった。ただ、調子の良いときと比べるとまだまだなので、ここから調子を戻していけたらいいですね」と笑顔を浮かべていた。
決勝戦は埼玉3人が勝ち上がり植原琢也-小玉勇一-高瀬卓の並びとなった。
「植原君の前を回った事はあるけど、後ろを回るのは初めて。番手戦は何回もあるし、得意な方。大宮での番手戦はいいイメージがあるし、しっかり自分の出来ることをします」と意気込んでいた。
前検日には少し浮かない表情を浮かべていたが、一戦一戦走るごとにだんだんと表情が柔らかくなったように感じられた。
植原の番手から地元優勝にも期待が集まるが、ここからの復調劇にも注目したい。(アオケイ・宮本記者)