2021/04/18(日) 18:30 0 4
西武園競輪開設71周年記念(GIII・ゴールド・ウイング賞)は18日に最終日を行った。決勝戦で逃げ切って記念初優勝を達成した野口裕史にレース後話を聞いた。
「今までの記念決勝は6着が最高。それ以上を目指していたけど、まさか優勝できるとは…」
と、野口裕史は記念優勝に自分自身がビックリ。大きなポイントになったのは“自転車”と“アドバイス”だったようだ。
「今回は次のダービーに向けて初日から新車を使う予定だった。でも前検日の指定練習に成清(貴之)さんが『セッティングが全然合ってないんじゃない? 早く戻しな』って言うので急遽、前回優勝したフレームに戻したんです。(成清の一言が)なかったら、ヤバかったかもしれません(笑)」。
そしてもうひとつが浅井康太のアドバイスだ。
「最近仲良くなった浅井君とウィナーズカップの時にたくさん話したんです。彼の理論や体の使い方は自分にすごく合っていて、今までやってきたことが間違ってなかったんだなって確信を持てた。それはすごく大きかったし、今回の結果につながったと思います」。
今回の記念完全Vは、野口の日頃の努力と、周囲のアドバイスがかみ合った成果といえるだろう。(netkeirin特派員)