2022/09/17(土) 08:30 0 1
準決勝では人気の山口多聞の番手を捌いての2着だったが、マークした安藤宜明をしっかり引き込んでいる。
「今回は不安があったんですよ。自分は飛行機の気圧の変動がダメで、耳から空気が抜けてくれなくなる。それで青森と函館以外は飛行機を使わないんです。同じ斡旋の田中(大我)君も一緒で、2人して気を遣い合いながら来たんです(苦笑)。おき針とかをして対応はしているんだけど、体調面はいいとは言えないですね。ただ、そんな条件の下で決勝に乗れているのは脚がいい証拠なんです」と話す。
チャレンジ決勝の並びは田村風起ー小西芳樹ー安藤宜明・山口多聞ー治田知也・長谷川裕一ー岡田大門となって3対2対2の3分戦となった。
決勝の事に話を振ると、「安藤さんが『準決で世話になったから田村君の3番手に付くよ』と言ってもらった。これで3車ラインになりました。これは大きいですし、本当にうれしいです。山口君は9連勝が懸かっているし、それを意識してくれれば仕掛けも遅くなるでしょう。そうなると自分にもチャンスが回ってくると思うんです。フタをしたり、長谷川さんのラインを出しての先捲りも考える。後ろに付いてくれた人(小西芳樹と安藤宜明)に『何もできずに何だよ』と言われないように頑張るつもり」と話してくれた。(アオケイ・忍足記者)