2022/09/16(金) 11:45 0 1
名古屋競輪場の「第38回共同通信社杯(GII)」が16日に初日を開催。1R一次予選を制した新田祐大に話を聞いた。
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ビッグレースの1R1番車と言えば、若手選手の期待枠として知られるが、何と新田祐大が配置された。最近は朝イチから走るレースなど少なく困惑しただろうが「福島からなかなか若い選手が出てこない中、初心を思い出させてくれる番組ですね」とすんなり受け入れた。
メンバーは新田に飯野祐太-小松崎大地-成田和也と福島は4人でまとまった。レースは若さを生かす運びというわけではなかったが、狙いすましたまくりによって、ラインでワンツースリーフォーまで引き込んだ。
「10時40分の発走だったので普段と違う部分があったが、(ナショナルチームで)5時から準備を始めたりすることもあったので調整自体はできた。こうした経験が今回、生きました」。
90期としてデビューし現在36歳。すっかり中堅の域に入ったが、このメンバーの中では福島最年少。
「レース前は攻める気持ちを先輩たちに伝えていました。いつも以上に緊張感があったなか、先輩たちの前でやれたのは励みになりました」。
若手時代を思い出させる責任の自力戦を終え、ホッと胸をなで下ろしていた。(netkeirin特派員)