2022/09/15(木) 21:30 0 10
在所3位の実績とルックスが相まって度々、メディアに取り上げられる河内桜雪だが、決して人気先行ではない。本デビュー後の6戦全てで優出し、15日現在では同期トップの競走得点を維持している。
直近2勝の勝ち方はこう。8月17日京王閣は初手中団から上昇する加瀬加奈子にスイッチ、加瀬マークを板根茜弥から奪って追い込み。7日岸和田も同じ流れから荒牧聖未にスイッチ、荒牧マークを荒川ひかりから奪って追い込んだ。いずれもマークに強みがある選手に併せ切り番手を奪取、そして2人合わせて600勝を超える自力選手を追い込んだのだ。
「レースの時は相手を気にせず強気にいこうと思っています。併走はそんなにスピードが上がらなければ我慢すればいいので。ただ自力も出したいし、展開で出せるように」と、実戦を積み重ねれば「長く脚を回せる」という強みが更に発揮されるだろう。
ちなみに前回岸和田最終日は6人が落車し確定板が再乗した3人で決まったレース。河内も再乗できていれば優勝の目はあったが、乗り上げた時にタイヤが外れてホイールだけになっていた模様。体は大丈夫との事なので安心していい。(アオケイ・市川記者)