2022/09/08(木) 19:30 0 1
8日から青森競輪場で「みちのく記念善知鳥杯争奪戦(GIII)」が開幕した。初日5Rを制した磯島成介に話を聞いた。
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石塚輪太郎の巻き返しをさくっと合わせて押し切り勝ち。上がりタイム11秒5と軽快に運んだ。マークの山田敦也も「タレる様子もなかったし仕上がっているね。最高のレースだった」と手放しで褒めた。
「前回ここのGIIIでは初日に大敗してそのままズルズル行ってしまった。その時は主導権を取るレースができなくて。反省を踏まえて初日から全開でいってみた。この方が自分の持ち味を出せていいし、周りからも『若い時しか自力は出せないんだからやった方がいい』って言われたので。その方がいいと自分でも思いました」と、4月の当地GIIIの反省を糧として初日に挽回した。
磯島は地元の御大・坂本勉氏を叔父に持つ。坂本一族の選手は多くいるが、今シリーズに関しては磯島しか出場しておらず、地元大会としてやや寂しい部分もあったが、存在感を示すにふさわしい走りだった。
「一緒に練習をしている(坂本)紘規がこの間(岐阜記念)、記念の準決まで行っていたので自分も狙っています。今までは二次予選までしかないので」と目標を明確に掲げ、モチベーションを高く維持している。(netkeirin特派員)