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【ゴールド・ウイング賞】村上義弘「町田君はウチの娘達と同世代」

2021/04/16(金) 20:00 0 10

西武園競輪開設71周年記念「ゴールド・ウイング賞(GIII)」は16日に2日目を開催。明日17日の準決勝で、再度町田太我と対戦する村上義弘に話を聞いた。

村上義弘も46歳になり超ベテラン選手の域に入ってきた。全盛時には及ばなくても存在感とオーラは相変わらずだ。

 村上義弘には3人の娘さんがいると言う。大学生のお嬢さんが2人、末娘が高校3年生。確かに20歳の町田太我は、自分の息子みたいな年齢だ。「オレは遅咲きだったので、町田君の年齢の時は、まだA級戦をちょろちょろ走っていた。S級なんて夢の世界で、テレビで見ていた(笑)。丁度オレが滝澤正光さんを初めて検車場で見た時と、町田君は同じ感覚なんだろうね。そりゃー、年を取ったはずですよ(苦笑)」。

 二次予選で対戦した感想を聞くと「ねちっこい走りをやるし、2度、3度持って行ったけど止まらなかった。脚もあるけど、あの純粋そうな人間性も、今風ではなくていいね」。若手に立ちはだかりたい気持ちと、彼らに対してリスペクトしたい気持ちの両方があるようだ。

 どこか人間、生き方を変えないといけない時期がある。町田太我の台頭は、村上の競輪人生さえ、左右しようとしている。最後に記者の事を指しながら「競輪界も町田二世が誕生しましたね」と、いたずらっぽく笑っていた。(町田洋一)

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