2021/04/16(金) 13:00 0 4
西武園競輪場で開催している「ゴールド・ウイング賞(GIII)」が16日に2日目を迎えた。2Rで1着になった植原琢也にレース後、話を聞いた。
先日の宇都宮F1で、平原康多にセッティングをみてもらった伊藤亮が高配当を演出したのは記憶に新しいが、今度は植原琢也が”平原効果”で白星を手にした。
「初日はモコモコしていたけど、レース後に平原さんにセッティングをみてもらったらポジションが出たんです。これなら今度は大丈夫そう」と戦前に話した通り、2日目は裸逃げの厳しい展開を跳ね除けて力強く逃げ切ってみせた。
「ライン3車を生かせなかったし競輪になってなかった。後ろに申し訳なかった」と組み立て面は反省だらけも「自転車がすごく軽くなったんです」と平原効果を認めた。
植原はどちらかと言えば感覚派。今まではセッティングなど「あまり深く考えていなかった」タイプだが、「平原さんの話はすごく勉強になるので」と心酔している先輩のアドバイスを取り入れて動きが一変。これが不振脱出の糸口となるかもしれない。(netkeirin特派員)