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【長良川鵜飼カップ】ロングまくりで快勝した原田研太朗「30番手にはならんように」

2022/09/01(木) 20:00 0 3

岐阜競輪場の「長良川鵜飼カップ(GIII)」が1日に初日を開催。9Rの一次予選を制した原田研太朗を聞いた。
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「今日は坂本(紘規)か自分が駆けるだけと思っていた」と語る原田研太朗

 鐘4角からのロングまくりで力強く押し切った。池田良友定祐己とワンツースリーと確定板を独占し堂々とライン決着だった。

「単調な流れなら早めに行こうと打鐘あたりから準備していました。前が駆けなかったし長引くぐらいなら…」と腹を決めて長い距離を行った。

 前回の富山記念の際、競輪評論家の山口幸二氏がコラムで原田の走りに言及していた。一見すると厳しい声とも取れたが、よくよく読むと期待の裏返しでもあり、熱い愛情が詰まっていた。

「意識した走りになった? そういうわけじゃなかったですけど、その時その時の判断で対応できればと。今日は坂本(紘規)か自分が駆けるだけと思っていたんで。ただ30番手にはならんようにと(笑)」。富山で山口氏と一緒にいた小倉竜二から受けた「前受けから下げての20番手はもういい」との言葉を巧妙に交えてコメントした。

 そうは言っても、池田は「長い距離を行ってくれたおかげ」、友定も「あの距離を行ったからきつかったと思うよ。でもラインを意識した、いい仕掛けだった」と原田の渾身レースを絶賛していた。

「ミッドナイトの誘導から中ゼロ日で疲れがある。軽い時差ボケみたいなやつ。でもゆっくり休んで備えます!」と、二次予選以降へ向けて気持ちを入れ直した。(netkeirin特派員)

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