弥彦競輪で10月17日(木)から開催される注目のG1レース「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」。
過去の決勝戦で繰り広げられた白熱のバトル、その決まり手を振り返ります。最も多く使われた決まり手とは?そして、2024年の弥彦競輪ではどの決まり手が勝利への鍵となるのでしょうか?競輪ファン必見の注目ポイントを徹底解説します!
「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」は2024年で33回目を迎え、これまで前橋競輪、青森競輪、弥彦競輪の3場で持ち回り開催されてきました。
過去32回のうちの開催場の内訳は以下の通りです。
1999年〜2023年に開催された「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」の決勝では、以下のような決まり手結果となりました。
差 | 捲 | 逃 |
---|---|---|
14回 | 8回 | 3回 |
この結果から、寛仁親王牌・世界選手権記念ではスピードとタイミングを重視した「差」が最も決まりやすい戦法であることがわかります。直近では、2022年の新田祐大、2021年の平原康多、2019年の村上博幸、2017年の渡邉一成、2015年の園田匠らが「差」で優勝を掴んでいます。「捲」も一定の勝率を持つものの、「逃」はわずか3回しか成功しておらず、大舞台ではリスクの高い戦法と言えるでしょう。
決まり手 | 優勝選手 |
---|---|
差 | 2001年小橋正義 2002年 松本整 2004年 小橋正義 2006年 後閑信一 2009年 海老根恵太 2010年 市田佳寿浩 2011年 浅井康太 2012年 佐藤友和 2013年 金子貴志 2015年 園田匠 2017年 渡邉一成 2019年 村上博幸 2020年 脇本雄太 2022年 新田祐大 |
捲 | 1999年 児玉広志 2003年 太田真一 2007年 小嶋敬二 2008年 山崎芳仁 2014年 深谷知広 2016年 稲垣裕之 2018年 脇本雄太 2023年 古性優作 |
逃 | 2000年 神山雄一郎 2005年 小嶋敬二 2020年 脇本雄太 |
ここまで「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」の過去の決まり手について紹介してきましたが、2024年の大会は「弥彦競輪場」で開催されます。では、これまで弥彦競輪場で7回開催された「寛仁親王牌」では、どのような決まり手が多かったのでしょうか?その傾向を見てみましょう。
過去7回の弥彦競輪での寛仁親王牌・世界選手権記念において、「差」での優勝が5回、「捲」が2回、そして「逃」は0回という結果が出ています。このデータから、弥彦競輪場では「差」が決まりやすい傾向があると言えるでしょう。
過去、この大会で「差」で優勝した選手としては、平原康多、園田匠、金子貴志、佐藤友和、浅井康太の5名が挙げられます。2024年の大会にはそのうち、平原康多、佐藤友和、浅井康太の3名が出場予定です。
特に平原康多はすでに競輪グランプリへの出場権を獲得しており、今回はさらに多くの関東勢をグランプリへ導くため、全力で戦う姿が期待されます。彼の奮闘によって、どのようなドラマが展開されるのか、注目です。
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