パリ五輪2024オリンピック 自転車競技トラック「チームパシュート」のルール解説と見どころ・日程・出場選手を紹介します。
パリ五輪2024自転車競技トラック チームパシュートには日本から男子は「中野慎詞」「窪木一茂」「橋本英也」「今村駿介」女子は「池田瑞紀」「内野艶和」「垣田真穂」「梶原悠未」が出場します。
・4人1組のチームで先頭交代しながら進む
・3番目の選手がゴールしたタイムを競う
・相手チームを追い抜くと勝利になるため別名「団体追い抜き」
4人1組のチームになって、男子4km(16週)、女子は3km(12週)を走り、スタートした側のセンターラインにフィニッシュした時点のタイムを競います。
空気抵抗を減らすため一直線の隊列で先頭交代しながら進みます。相手チームを追い抜いても、勝利になります。味方の3番目の自転車が、相手の末尾の自転車に1m以内に近づくと、「追い抜いた」と判定されます。追抜かれたチームは、そのあと相手チームを追走したり、追抜いたりすることはできません。
タイムトライアルの予選後は、2チームごとに先着を競う対戦方式。対戦方式では”追い抜き”しても勝者となるため「団体追い抜き」とも呼ばれています。
2024年2月2〜4日に開催された「UCIトラックネイションズカップ」では、男子チームパシュートでは日本記録を1秒近く更新し5位に。また、2024年2月21日~26日の6日間で開催された「アジア選手権トラック2024」で女子チームパシュートは、1年ほど前にネーションズカップ第1戦で出した日本記録の4分18秒510を大幅に上回る好タイムで優勝。日本新&アジア新で連覇を達成し、実力差を見せつけました。
日本代表の男子は中野慎詞をはじめ、窪木一茂、橋本英也、今村駿介の4名。女子は内野艶和、池田瑞紀、垣田真穂、梶原悠未の4名が出場します。勝利の鍵は4人が織りなす1本ライン。4人が力を合わせることで維持されるスピード、風圧と戦うための一糸乱れぬチームワーク、崩れることのないその陳列。
チームパシュートはフィニッシュまで気の抜けません。
選手名 | 種目 |
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中野慎詞 今村駿介 窪木一茂 橋本英也 | 男子チームパシュート予選 8月6日 00:27 |
池田瑞紀 内野艶和 垣田真穂 梶原悠未 | 女子チームパシュート予選 8月7日 00:30 |