長良川鵜飼カップ2024が開催される岐阜競輪場の決まり手傾向や特徴、バンクデータを紹介します。
岐阜競輪場は岐阜県岐阜市にある競輪場で1949年9月24日に開設されました。周長距離は400mで見なし直線は59.3mとやや長め。基本的に標準的なコースですがバンクの中央に大きな池があるため、選手は「重さ」を感じる傾向があるそうです。
岐阜競輪場の特徴は、周長距離は400m。見なし直線は59.3m。
400mバンクの中ではやや長めの直線ですが、クセがなく標準的なバンクです。ホーム側にスタンドがあり、年間を通して1センター側の西から風が吹き込むことがあり、向かい風になったり追い風になったり。自力型の選手はこの風向きも視野に入れて走らなければいけません。そのほか、バンクの中央に大きな池があるため、選手は重さを感じる傾向があります。
最高上がりタイム:10.7秒 伊勢崎彰大
(2004年8月14日)
【データ集計期間】2019年9月〜2024年9月
【1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
21.3% | 31.7% | 46.6% |
【2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
19.0% | 14.4% | 28.6% | 37.8% |
【S級(9車)に絞った1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
14.8% | 39.9% | 45.3% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
12.8% | 20.2% | 31.5% | 35.5% |
2019年9月〜2024年9月のデータを見ると、岐阜競輪場の1着の決まり手は46.6%で「差し」と約半数を占めています。
岐阜競輪場のバンクは見なし直線がやや長いことから直線で追い込み選手に差される可能性があり、他の競輪場より「差し」が決まりやすい傾向にあります。しかし大きなクセがないバンクということもあり、あまり目立った特徴がないことがわかります。
S級(9車)に絞った1着決まり手をみると、1着の決まり手は45.3%で「差し」が多く、「逃げ」が14.8%まで割合が下がっています。また、「捲り」が31.7%から39.9%に高くなっています。S級戦では位置取りをするために選手の動きが激しくなるため、「捲り」が高くなっている傾向に。
岐阜競輪場では先行選手より番手や捲りの選手を軸にして予想を立てると勝率アップにつながりやすくなりそうです。
ほかと比べると、6番車と8番車の勝率が低いことがわかります。また3連対率が低いので、この点を参考にして予想を組み立てるといいでしょう。
車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 20.5% | 38.3% | 53.0% |
2 | 15.6% | 30.3% | 44.6% |
3 | 13.3% | 26.8% | 41.2% |
4 | 14.3% | 27.4% | 43.5% |
5 | 14.6% | 30.0% | 44.0% |
6 | 4.2% | 10.6% | 19.2% |
7 | 14.6% | 30.1% | 44.2% |
8 | 1.6% | 9.2% | 17.5% |
9 | 14.9% | 29.2% | 43.5% |
券種 | 平均配当 |
---|---|
2枠複 | 1,108円 |
2枠単 | 2,134円 |
2車複 | 1,439円 |
2車単 | 2,788円 |
ワイド | 589円 |
3連複 | 2,758円 |
3連単 | 16,037円 |
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公営ギャンブルだけでなく、相撲などでも耳にする「決まり手」。競輪には競輪独自の「決まり手」の意味があります。
競輪の決まり手には以下の4つがあります。
・逃げ
・差し(追い込み)
・捲り
・マーク
出走表に記載されている決まり手は「残り1周からどのような戦略(仕掛け)をしたか」を見ることができます。
競輪場によっては空気抵抗や風圧、コースの特徴などが違うので、選手はどこで勝負に出るか、どう仕掛けるかなどを考えてレースに臨んでいます。
基本的には、直近4カ月のレースで2着以内に入ったレースでの決まり手が記載されています。
レースの着順を予想するために「決まり手」はとても重要な材料になります。