鳳凰賞典レース2025が開催される立川競輪場の決まり手傾向や特徴、バンクデータを紹介します。
立川競輪場は東京都立川市曙町にある競輪場で1951年10月17日に開設されました。周長距離は400mで見なし直線は58.0mと長い。そのため先行選手には厳しく追い込み選手に有利な傾向があります。
立川競輪場の特徴は、周長距離は400m。見なし直線は58.0m。
バンクはコーナーのカーブが急なレムニスケート曲線を採用しているため、直線へ入る直線に外側に膨れてしまう傾向がある。また見なし直線距離は全国でも有数の長さであるため、追い込み選手が有利とされています。
2センターに存在していたスタンドを撤去したことにより、風の影響を受けやすくなったため先行選手には厳しく、追い込み選手に有利な傾向があります。
最高上がりタイム:10.6秒 深谷知広
(2013年3月23日)
【データ集計期間】2019年12月〜2024年12月
【1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
20.8% | 28.8% | 49.8% |
【2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
18.7% | 14.9% | 29.6% | 36.6% |
【S級(9車)に絞った1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
8.7% | 32.2% | 57.5% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
20.2% | 15.1% | 32.2% | 31.9% |
2019年12月〜2024年12月のデータを見ると、立川競輪場の1着の決まり手は49.8%で「差し」でした。
立川競輪場のバンクは見なし直線が長いうえにレムニスケート曲線が採用がされおり、先行選手が外側に膨らみやすい特徴から「差し」が決まりやすい傾向にあります。しかし、2センターに存在していたスタンドが撤去されてしまったことにより、風がかなり影響してしまうようになりました。そのため先行選手には厳しく、「捲り」も多少なり決まりにくくなったという傾向も出始めているのでは、当日の風向きには注視しておきましょう。
GP×S級(9車)に絞った1着決まり手をみると、1着の決まり手は57.5%で「差し」が多く、「逃げ」が8.7%まで割合が下がっています。
これらの結果から、立川競輪で勝負するには「差し」を得意とする選手を中心に予想を組み立てると良いでしょう。
ほかと比べると、6番車と8番車の勝率や3連対率が低いことがわかります。この点を参考にして予想を組み立てるといいでしょう。
車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 19.9% | 38.2% | 51.9% |
2 | 14.8% | 30.7% | 45.9% |
3 | 13.8% | 27.5% | 42.1% |
4 | 13.4% | 25.8% | 39.5% |
5 | 16.6% | 31.5% | 45.6% |
6 | 3.7% | 9.7% | 18.4% |
7 | 14.2% | 29.7% | 45.5% |
8 | 2.9% | 6.5% | 13.9% |
9 | 14.6% | 27.6% | 38.7% |
券種 | 平均配当 |
---|---|
2枠複 | 1,119円 |
2枠単 | 2,114円 |
2車複 | 1,505円 |
2車単 | 3,104円 |
ワイド | 582円 |
3連複 | 2,703円 |
3連単 | 17,686円 |
所在地:東京都立川市曙町3-32-5
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公営ギャンブルだけでなく、相撲などでも耳にする「決まり手」。競輪には競輪独自の「決まり手」の意味があります。
競輪の決まり手には以下の4つがあります。
・逃げ
・差し(追い込み)
・捲り
・マーク
出走表に記載されている決まり手は「残り1周からどのような戦略(仕掛け)をしたか」を見ることができます。
競輪場によっては空気抵抗や風圧、コースの特徴などが違うので、選手はどこで勝負に出るか、どう仕掛けるかなどを考えてレースに臨んでいます。
基本的には、直近4カ月のレースで2着以内に入ったレースでの決まり手が記載されています。
レースの着順を予想するために「決まり手」はとても重要な材料になります。