泗水杯争奪戦が開催される四日市競輪場の決まり手傾向や特徴、バンクデータを紹介します。
四日市競輪場は三重県四日市市にある競輪場で1952年1月21日に開設されました。周長距離は400mで見なし直線は62.4m。クセのない標準的なバンクですが、直線が長く、走路の幅も広いため、捲りや追い込みが決まりやすい傾向にあります。ナイター開催時は、気温の低下とともに湿気が落ちてくるため、多くの選手がバンクの重いと言っているのが特徴です。
四日市競輪場の特徴は、周長距離は400m、見なし直線は62.4m。
見なし直線が全国の競輪場で6番目に長く、走路の幅も広いため、捲りや追い込みが決まりやすい傾向にあります。さらに海に近いので風の影響を受けやすく、バックで夏は追い風、冬は向かい風になりやすい特徴を持っています。ナイター開催時は、気温の低下とともに湿気が落ちてくるため、多くの選手が「バンクの重い」と声が挙がっています。
最高上がりタイム:10.5秒 ボス
(2019年8月20日)
【データ集計期間】2019年11月〜2024年11月
【1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
22.3% | 30.2% | 47.4% |
【2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
18.3% | 17.3% | 26.0% | 38.2% |
【S級(9車)に絞った1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
9.5% | 28.9% | 61.8% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
14.5% | 24.7% | 34.5% | 26.3% |
2019年11月〜2024年11月のデータを見ると、四日市競輪場の1着の決まり手は47.4%で「差し」でした。
全国平均と比べると「捲り」は30.2%と高めの割合となっています。これはカント(傾斜)がキツいことと、見なし直線が長いことが影響していると言えるでしょう。特にカントがキツいとコーナーで外側に膨らむことなく、加速でき、番手選手の「捲り」が決まりやすい傾向にあります。
S級(9車)に絞った決まり手を見てみると、1着の決まり手は61.8%<で「差し」が多く、「逃げ」が9.5%まで割合が下がっています。このことから、S級戦では「逃げ」を得意とする選手を軸にして予想をすると危険な傾向があるので、注意しましょう。
車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 23.4% | 41.7% | 55.7% |
2 | 14.8% | 30.7% | 45.4% |
3 | 13.3% | 28.3% | 43.1% |
4 | 12.6% | 27.0% | 42.7% |
5 | 14.2% | 27.5% | 42.3% |
6 | 3.8% | 9.5% | 18.7% |
7 | 15.0% | 29.4% | 42.4% |
8 | 4.4% | 8.0% | 16.5% |
9 | 15.3% | 29.4% | 45.4% |
券種 | 平均配当 |
---|---|
2枠複 | 1,084円 |
2枠単 | 2,294円 |
2車複 | 1,419円 |
2車単 | 2,755円 |
ワイド | 555円 |
3連複 | 2,437円 |
3連単 | 14,931円 |
※予想は入稿され次第、掲載されます。
所在地:三重県四日市市大字羽津甲5163
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公営ギャンブルだけでなく、相撲などでも耳にする「決まり手」。競輪には競輪独自の「決まり手」の意味があります。
競輪の決まり手には以下の4つがあります。
・逃げ
・差し(追い込み)
・捲り
・マーク
出走表に記載されている決まり手は「残り1周からどのような戦略(仕掛け)をしたか」を見ることができます。
競輪場によっては空気抵抗や風圧、コースの特徴などが違うので、選手はどこで勝負に出るか、どう仕掛けるかなどを考えてレースに臨んでいます。
基本的には、直近4カ月のレースで2着以内に入ったレースでの決まり手が記載されています。
レースの着順を予想するために「決まり手」はとても重要な材料になります。