ひろしまピースカップが開催される玉野競輪場の決まり手傾向や特徴、バンクデータを紹介します。
玉野競輪場は玉野競輪場は岡山県玉野市にある競輪場で1950年に開設されました。競輪場で1番多い400mバンクで円に近い形になっており、クセがなく選手にとっては走りやすいと言われています。バックストレッチ側のすぐ先が瀬戸内海のため、冬になると強い風が吹く傾向があります。
玉野競輪場の特徴は、周長距離は400m、見なし直線は47.9m。
400mバンクとしては円に近い形で癖がなく、選手にとっては走りやすいと言われています。瀬戸内海の近くに位置しているため、風の影響を受けることが多いのが特徴です。とくに冬になるとバックストレッチ側から強い風が吹き、先行選手が不利となる傾向があります。
最高上がりタイム:10.5秒 太田竜馬
(2016年8月14日)
【データ集計期間】2019年12月〜2024年12月
【1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
20.2% | 30.7% | 48.5% |
【2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
17.4% | 16.4% | 26.9% | 38.8% |
【S級(9車)に絞った1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
11.7% | 35.7% | 52.9% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
15.4% | 26.0% | 23.7% | 34.9% |
2019年12月〜2024年12月のデータを見ると、玉野競輪場の1着の決まり手は48.5%で「差し」でした。
玉野競輪場のバンクは見なし直線が47.9mと短めですが、セオリー通り「逃げ」が有利ではなさそうです。割合が1番高い決まり手は「差し」でしたが、「捲り」も「差し」も全国的な平均的な割合なので、脚質によっての有利・不利はなさそうです。
しかしながら、瀬戸内海の近くに位置しているため、風の影響を受けることも。特に冬になるとバックストレッチ側から強い風が吹くので、先行選手が不利となる傾向があります。
S級(9車)に絞った決まり手を見てみると、1着の決まり手は52.9%で「差し」が多く、「逃げ」が11.7%まで割合が下がっています。このことから、S級戦では「逃げ」を得意とする選手を軸にして予想をすると危険な傾向があるので、注意しましょう。
車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 24.9% | 43.0% | 57.6% |
2 | 16.7% | 33.6% | 48.0% |
3 | 14.2% | 28.5% | 43.3% |
4 | 10.0% | 21.6% | 35.2% |
5 | 14.9% | 30.6% | 45.8% |
6 | 3.5% | 9.0% | 18.2% |
7 | 13.2% | 27.9% | 42.2% |
8 | 3.1% | 7.5% | 14.3% |
9 | 12.0% | 25.5% | 39.6% |
券種 | 平均配当 |
---|---|
2枠複 | 1,145円 |
2枠単 | 2,202円 |
2車複 | 1,453円 |
2車単 | 2,927円 |
ワイド | 554円 |
3連複 | 2,522円 |
3連単 | 15,856円 |
所在地:岡山県玉野市築港5丁目18番1号
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公営ギャンブルだけでなく、相撲などでも耳にする「決まり手」。競輪には競輪独自の「決まり手」の意味があります。
競輪の決まり手には以下の4つがあります。
・逃げ
・差し(追い込み)
・捲り
・マーク
出走表に記載されている決まり手は「残り1周からどのような戦略(仕掛け)をしたか」を見ることができます。
競輪場によっては空気抵抗や風圧、コースの特徴などが違うので、選手はどこで勝負に出るか、どう仕掛けるかなどを考えてレースに臨んでいます。
基本的には、直近4カ月のレースで2着以内に入ったレースでの決まり手が記載されています。
レースの着順を予想するために「決まり手」はとても重要な材料になります。