金鯱賞争奪戦(名古屋競輪G3)の舞台となる名古屋競輪場は、1949年10月24日に開設された愛知県名古屋市中村区に位置する競輪場です。周長距離は400m、見なし直線は58.8mと長めで、特に「スピードバンク」と呼ばれるカント(傾斜)がキツいバンク設計が特徴です。この設計により、走りやすくスピードが出やすいことから、レース展開にも独自の傾向が見られます。
この記事では、名古屋競輪場の決まり手傾向やレースの特徴について詳しく解説します。
名古屋競輪場のコースは、全長400m、見なし直線は58.8mです。
他の競輪場と比べてカント(傾斜)がキツめなため、スピードが出やすいバンクとなっており、その特性から「スピードバンク」とも呼ばれています。また、2005年には2コーナー付近のスタンドが取り壊され、バック側まで芝生席が増設されました。この変更により、芝生席から吹き込む風の影響も考慮する必要があります。
最高上がりタイム:10.4秒(パーキンス) 2013年9月8日
【データ集計期間】2020年2月〜2025年2月
【1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
24.7% | 32.3% | 42.8% |
【2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
20.3% | 13.5% | 22.6% | 43.0% |
【S級(9車)に絞った1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
14.7% | 38.7% | 45.0% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
16.8% | 14.7% | 21.8% | 44.1% |
2020年2月〜2025年2月のデータを見ると、名古屋競輪場の1着の決まり手は42.8%で「差し」でした。
次に「捲り」の32.3%が高い割合でした。名古屋競輪場はなんと言っても、カント(傾斜)がキツめ。さらに直線距離も比較的長いので、先行選手よりも番手選手の方が有利な傾向にあるかもしれません。
しかし、S級(9車)に絞った決まり手を見てみると、1着の決まり手は45.0%で「差し」とさらに高い割合になっています。「捲り」の割合も高くなっている一方で「逃げ」は減少。名古屋競輪では追い込みタイプの選手を狙っていくと良さそうです。
名古屋競輪場では、伊勢湾からの海風かバック側から吹き込むことがあります。外から「捲り」を仕掛ける選手が風の影響を受けてしまい体力を消耗しがちです。風向きによっては「逃げ」が有利になる可能性も十分あるので、当日の風向きには注意しましょう。
車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 25.7% | 44.6% | 58.5% |
2 | 17.0% | 33.9% | 49.2% |
3 | 12.7% | 28.0% | 42.7% |
4 | 11.8% | 25.7% | 39.6% |
5 | 13.9% | 27.6% | 43.6% |
6 | 4.2% | 9.9% | 20.1% |
7 | 13.1% | 26.2% | 39.1% |
8 | 3.3% | 8.3% | 18.2% |
9 | 15.5% | 29.7% | 44.6% |
券種 | 平均配当 |
---|---|
2枠複 | 1,036円 |
2枠単 | 1,986円 |
2車複 | 1,326円 |
2車単 | 2,607円 |
ワイド | 530円 |
3連複 | 2,233円 |
3連単 | 13,959円 |
所在地:愛知県名古屋市中村区中村町字高畑68
電話 :052-411-0013
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