北条早雲杯争奪戦2024が開催される小田原競輪場の決まり手傾向や特徴、バンクデータを紹介します。
小田原競輪場は神奈川県小田原市にある競輪場で1949年8月15日に開設されました。「すりばちバンク」と呼ばれる全国でも屈指のカント(傾斜)となっています。レース終盤よりもレース中に激しい位置取り争いが展開され、高速バンクでもあります。
小田原競輪場の特徴は周長距離は333m、見なし直線は36.1m。
「すりばちバンク」と呼ばれ、全国でも屈指の傾斜があります。先行選手が有利とするコースで、見なし直線が全国の競輪場で最短ですが、直線距離が短いため、追込選手にはやや不利な条件になっています。
最高上がりタイム:8.7秒 ボティシャー (2014年07月15日)
【データ集計期間】2019年8月〜2024年8月
【1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
25.9% | 31.5% | 42.6% |
【2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
22.4% | 14.8% | 21.1% | 41.8% |
【S級(9車)に絞った1着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し |
---|---|---|
14.3% | 41.2% | 44.5% |
【S級(9車)に絞った2着決まり手】
逃げ | 捲り | 差し | マーク |
---|---|---|---|
18.6% | 19.6% | 22.9% | 39.2% |
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2019年8月〜2024年8月のデータを見ると、小田原競輪場の1着の決まり手は42.6%で「差し」でした。
333mバンクの全国平均と比べてみてもほぼ平均通りの割合となっており、比較的先行選手が有利なバンクと言えるでしょう。直線からカーブへのカント(傾斜)の盛り上がりが急なため、コーナーにさしかかる外側からの捲りも決まりにくい傾向になっています。
またS級(9車)に絞った決まり手を見てみると、1着の決まり手は44.5%で「差し」が多く、「逃げ」が14.3%までが下がっています。S級戦ではバンクの特徴を活かした戦法を取る選手が多いので、小田原競輪場では「差し」か「捲り」を得意をする選手を積極手に狙うといいでしょう。また333mバンクは攻めるタイミングが難しいため、走り慣れている神奈川の選手が有利な傾向にあります。ラインの先頭が神奈川のラインには注目です!
S級戦では先行逃げ切りが難しいため、今シリーズは「逃げ」を得意をする選手は避けて勝負しましょう。
車番 | 勝率 | 連対率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
1 | 22.2% | 39.7% | 53.7% |
2 | 14.4% | 27.9% | 41.6% |
3 | 14.0% | 27.1% | 40.0% |
4 | 12.6% | 25.6% | 39.7% |
5 | 14.4% | 32.3% | 48.2% |
6 | 3.6% | 8.4% | 17.9% |
7 | 16.5% | 33.6% | 49.3% |
8 | 2.7% | 7.3% | 16.4% |
9 | 12.2% | 26.3% | 41.6% |
券種 | 平均配当 |
---|---|
2枠複 | 1,081円 |
2枠単 | 1,978円 |
2車複 | 1,399円 |
2車単 | 2,800円 |
ワイド | 580円 |
3連複 | 2,644円 |
3連単 | 16,165円 |
所在地:神奈川県小田原市城山4‐10‐1
電話 :0465-23-1101
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公営ギャンブルだけでなく、相撲などでも耳にする「決まり手」。競輪には競輪独自の「決まり手」の意味があります。
競輪の決まり手には以下の4つがあります。
・逃げ
・差し(追い込み)
・捲り
・マーク
出走表に記載されている決まり手は「残り1周からどのような戦略(仕掛け)をしたか」を見ることができます。
競輪場によっては空気抵抗や風圧、コースの特徴などが違うので、選手はどこで勝負に出るか、どう仕掛けるかなどを考えてレースに臨んでいます。
基本的には、直近4カ月のレースで2着以内に入ったレースでの決まり手が記載されています。
レースの着順を予想するために「決まり手」はとても重要な材料になります。