2025/01/25(土) 20:15
2025年1月25日 松阪競輪
大阪・関西万博協賛
開設74周年記念「蒲生氏郷杯王座競輪」G3(3日目)
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【松阪競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
打鐘前に新村穣が山本直を抑えて、先行態勢に入る。4番手に山本、7番手で村田祐樹の態勢で、最終HSから山本が仕掛けるが3番手外まで。最終2コーナーから村田も捲りを打つが、最終BS前に先行する新村の番手から岩本俊介が捲りで抜け出し1着。山本マークの岩津裕介が南関ラインに切り替えて2着。村田マークの浅井康太は直線外を伸びて3着に入線した。
1着/岩本俊介(SS・千葉94期)
今回成績:特2・二1・準1
G3優勝:5回(24年3月伊東温泉)
新村(穣)君が、落ち着いていました、いい判断だったと思います。全部やってくれました。(最終BSは)もう出ていかないとと思い、出て行きました。期待するお客さんが増えたと思うので、人一倍頑張らないと。S級S班の9人中9番目ですから、一番頑張らないといけないと思っています。脚は日に日に疲れがとれてきて、いい感じだと思います。
決勝は、郡司(浩平)君の後ろ南関東の3番手。
2着/岩津裕介(S1・岡山87期)
今回成績:特4・二3・準2
G3優勝:7回(15年1月いわき平)
(山本)直が展開を作ってくれました。(最終BSは)浅井(康太)が後ろに入った気がしたので、4コーナーまでに自分の横まで持ち出してもらいたかったので、スピードを緩めて誘ったのですがのってこなかった。もう一度踏み始めたところで浅井が察知して、内に行くことになりました。今回のバンクコンディションは追い込み有利な感じがある。逃げが決まらずに上がりタイムが悪いので、追い込みに充分チャンスがあるのかなと思います。
決勝は、古性(優作)君の後ろ。
3着/浅井康太(S1・三重90期)
今回成績:特5・二1・準3
G3優勝:34回(24年2月高松)
厳しい展開だったし、キツかったですね。新村(穣)君が昨日の失敗を踏まえて、S級S班が付いたラインのレースをしたのかなと思いました。最後は、岩津(裕介)さんとのタイミングを取れなかった。合わされる感じがあったので、けん制して内のコースにいかせて、自分の進路を確保しようと思いました。それが上手くいって3着に粘れました。ラインが機能して、最終的に皿屋(豊)さんと決勝に乗れたら良かったのですが。自分だけになりましたが、なんとか乗り切れました。
決勝は、単騎で頑張ります。
※10Rレース結果
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【松阪競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
赤板で深谷知広が上昇の山崎芳仁を突っ張って主導権取り。深谷が逃げて、4番手は松岡辰泰で最終HSを通過。最終BS前に松岡が捲りを打つと、深谷マークの郡司がけん制。ゴール前で郡司が鋭い差し脚で1着。通算400勝達成した。松岡マークの山田庸平が2着。逃げた深谷が3着に粘った。
1着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・二1・準1
G3優勝:21回(24年8月小田原)
(深谷知広が)8割方、引くかなと思っていたのですが。突っ張ってからはカマシだけ気をつけて、捲りをしっかり止められるように準備していました。今日も、深谷(知広)に任せての競走で前あっての1着(3連勝で400勝)でした。今年は、どのレースも1着を取ることを目標にやっている中で、しっかりと1着が取れているので、取りこぼしのないようにしていきたいです。
決勝は、深谷(知広)さんの後ろ。番手。
2着/山田庸平(S1・佐賀94期)
今回成績:特7・二4・準2
G3優勝:4回(24年3月武雄)
初手は理想的な位置で、展開も向き、松岡(辰泰)がどこまでいけるかでした。(最終3コーナーは)郡司(浩平)がかなりけん制に来ていたので、内に切り込んだ感じです。踏んだ感じは、昨日より良かったですが、初日の方が良かったです。(前走玉野から1カ月空いて)基礎を上げるトレーニングをやったのですが、いい方向には向いていないのかなと少し思います。
決勝は、ラインの前で。
3着/深谷知広(S1・静岡96期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特8・二3・準3
G3優勝:21回(24年10月熊本)
前々に組み立てて、あとは出たとこ勝負と思っていました。(山崎芳仁の上昇が)緩かったので突っ張りました。状態は、日に日に良くなっていると思うので、残り時間を考えてしっかり準備します。
決勝は、自力です。
※11Rレース結果
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【松阪競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
赤板過ぎに阿部将大が古性優作を抑えると、小原佑太が仕掛けて阿部をかわして先行態勢に入っていく。6番手の古性は最終HS前から仕掛け、4番手付近までポジションを上げる。後位で山田久徳と阿部将大が争う中、古性は最終2コーナーからの捲りで抜け出すと、後続を引き離して1着。小原マークの佐藤慎太郎が2着。阿部マークの小川勇介は、内を進んで最後は直線外に持ち出し、逃げ粘る小原をかわして3着に入った。
1着/古性優作(SS・大阪100期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特3・二1・準1
G3優勝:13回(25年1月和歌山)
(打鐘4コーナーは)最終バック線を取れるように行ったら、(ライン)4人で決まると思ったのですが、最終ホームで休んでしまい、最終3コーナーで捲り切るタイミングになってしまいました。昨日も今日も、踏みにいっているのですが、合わされている。最初の踏み出しが良くないですね。自転車が流れるまでにかなり時間がかかりますね。しっかりラインで決めたいですね。
決勝は、自力自在です。
2着/佐藤慎太郎(S1・福島78期)
今回成績:特6・二2・準2
G3優勝:10回(22年4月平塚)
もう少し余裕を持てれば、小原(佑太)を残せたかもしれませんね。頑張ってくれたので、一緒に決勝に乗りたかったと思います。練習は、しっかりできています。
決勝は、位置を決めず。
3着/小川勇介(S1・福岡90期)
今回成績:一3・二3・準3
G3優勝:0回
G3決勝:16回目(24年10月別府以来)
マサ(阿部将大)が、最終HSで古性(優作)にすくわれて前に入られてしまった。自分がどこかを捌ければ、(阿部を)迎え入れることができたのですが、立ち遅れていたので。最後は、(佐藤)慎太郎さんのところまで行けたら良かったのですが、外帯線を締めたまま仕事をしていて、隙がなく入れなかったですね。決勝に乗れているし、感触は悪くないです。
決勝は、山田(庸平)君の後ろ。
※12Rレース結果
※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出
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【最終日12R=S級決勝】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/浅井康太(S1・三重90期)
3/深谷知広(S1・静岡96期)
4/山田庸平(S1・佐賀94期)
5/佐藤慎太郎(S1・福島78期)
6/小川勇介(S1・福岡90期)
7/岩本俊介(SS・千葉94期)
8/岩津裕介(S1・岡山87期)
9/郡司浩平(SS・神奈川99期)
注目の並び想定は
1古性-8岩津
3深谷-9郡司-7岩本
4山田-6小川
2浅井(単騎)
5佐藤(単騎)
決勝は、古性優作の番手に岩津裕介が付く大阪岡山の2車。
深谷知広の後ろには、初日特選、準決勝と同じく郡司浩平が付き、岩本俊介が3番手を固める南関東の3車ライン。
山田庸平には小川勇介が付く九州の2人。
浅井康太と佐藤慎太郎は単騎の競走となった。
主導権を握るのは深谷知広か。そうなると番手の郡司浩平に連覇のチャンスが巡ってきそう。また、連日自力で強さを見せる古性優作が、隙を突く走りでレース巧者ぶりを発揮すると、混戦を呼び、古性のG3連続優勝も見えてきそう。さらに、自在性のある山田庸平や単騎も得意な浅井康太、佐藤慎太郎の動向も注目されるところ。混戦模様の一戦に、ご注目ください。
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【松阪競輪の直近開催レポート】
2024年11月施設整備等協賛競輪G3
優勝:芦澤辰弘
2023年9月松阪競輪G3
優勝:郡司浩平
2022年10月松阪競輪G3
優勝:山田久徳
2021年9月松阪競輪G3
優勝:浅井康太
2021年3月ウィナーズカップG2
優勝:清水裕友
2019年9月共同通信社杯G2
優勝:郡司浩平
2019年1月松阪競輪G3
優勝:村上博幸
2018年1月松阪競輪G3
優勝:稲川翔
(P-NAVI編集部)