2024/12/30(月) 21:30
2024年12月30日 川口オート
スーパースターフェスタ2024
SG第39回スーパースター王座決定戦(4日目)
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【最終日12R=SG第39回スーパースター王座決定戦】
**10周回 5,100m 0mオープン
1/青山周平(伊勢崎31期)選択1番目
2/鈴木圭一郎(浜松32期)選択2番目
3/有吉辰也(飯塚25期)選択3番目
4/黒川京介(川口33期)選択4番目
5/金子大輔(浜松29期)選択5番目
6/佐藤摩弥(川口31期)選択6番目
7/鈴木宏和(浜松32期)選択8番目
8/佐藤貴也(浜松29期)選択7番目
枠番はトライアル4走の平均得点上位選手から順番に希望枠を宣言していく(平均得点が同じ場合は、優先順位の上位者から選択)。
トライアルをトップ通過した青山が迷いなく1枠を選ぶと、2番目の鈴木圭は2枠を選び、選択順に内枠から埋まっていったが、7番目の佐藤貴が8枠を選んだことで、鈴木宏が7枠に入った。
青山と鈴木圭は今節2回対戦して、ともに青山が勝利している。初日も1枠から押し切っており、青山が大会連覇で6回目のスーパースター王座を手にするか。もちろん、ランク1位の鈴木圭がどう巻き返してくるかにも注目だろう。また、4日目は8枠から強烈なスタートから快勝した黒川や、実力者の有吉、女子レーサー初のSG制覇に挑む佐藤摩らも虎視眈々と勝負をかけてくるだろう。
今年の大みそか決戦を制するのは誰か--。SGスーパースター王座決定戦は12月31日、川口オートの第12レース、17時30分発走予定です。
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【1号車】青山周平(伊勢崎31期)
競走車名: ハルク・73
ランク:S2
今節成績:1着・1着・4着・1着
トライアル3日目に連勝は16でストップしたが、4日目もしっかりと1着奪取して、ただひとりトライアル3勝、決定戦進出をトップで決めた。過去5年で4回制しているスーパースター。今年も指定席となりつつある「1号車」から、史上最多の6回目のSS制覇を、大会連覇で決めるか。
◆公開枠番選択より
(決定戦進出は)すごく嬉しいです。(1枠は)1番が好きだからです。初日に(スタートを)切れて、そのあとは真ん中くらいの枠だったのですが、内枠からスタートしっかり集中して切りたいです。エンジンはいい状態が続いていて、毎日微調整。今日は下回りをさせてもらいましたが、安定していいと思います。悔いのないように頑張ります。
【2号車】鈴木圭一郎(浜松32期)
競走車名:カルマS5K
ランク:S1
今節成績:2着・1着・1着・3着
スーパースター王座決定戦は16年と22年に制覇、昨年は青山周平の前に準優勝。意外にも今年はここまでSG無冠であり、30代で迎える大一番でラストチャンスを2枠からつかみ取るか。今年は青山周平が持っていた年間最多勝利数記録97勝を大幅更新。決定戦を制すと「年間114勝目」の大記録となる。
◆公開枠番選択より
(決定戦進出は)嬉しいです。(2枠は)内枠が取れなかったから。イメージはいいと思います。エンジンは普通にいいです。スタート集中して、いい状態で臨めるように頑張ります。
【3号車】有吉辰也(飯塚25期)
競走車名:キックアス
ランク:S4
今節成績:1着・2着・6着・他落
今節はトライアル1走目で黒川京介をとらえて1着発進も、4日目の落車の影響が心配材料。昨年のスーパースターは順位決定戦回りだったが、一昨年は4枠から準優勝(優勝は鈴木圭一郎)。好枠の3号車から、スーパースター初制覇&12年ぶりのSG制覇を狙う。
◆公開枠番選択より
(落車で)頭がクラクラしています。(3枠は)気持ちで負けないように。(落車したマシンの立て直しを)戻って、いろいろとやりたいと思います。頑張ります。
【4号車】黒川京介(川口33期)
競走車名:イットウセイ
ランク:S10
今節成績:2着・6着・4着・1着
トライアル4走目は8枠から目が覚めるようなスタート攻勢で1着クリア。競走タイム3.310は今節の一番時計をマークした。昨年は2強の前に決定戦3着だったが、今年11月の日本選手権で念願のSG初制覇を果たして、SGタイトルホルダーとして迎える決定戦。非凡なスピードで、一気に頂点まで駆け上がるか。
◆公開枠番選択より
(決定戦進出は)すごい嬉しいです。(4枠は)内側が4枠しか残っていなかったので。(8枠だった)今日の気分は気が気ではなかったので、もう1回は無理かなと。今日はすごく切れたので、明日も今日みたいなスタートが切れたらいいと思います。エンジンはたくさん手伝ってもらって、昨日から激変してくれたので、いい状態で戦えると思います。たくさんの応援や支えのおかげで残れたと思いますので、明日も今年一番の応援をよろしくお願いします。
【5号車】金子大輔(浜松29期)
競走車名:サンクチュアリ
ランク:S3
今節成績:3着・3着・3着・2着
トライアルでは1着こそないものの、オール掲示板入りで、好枠も活かしながら安定感ある走りを披露した。今年2月の川口では湿走路の全日本選抜で、2強を倒して9年ぶりのSG制覇も成し遂げている。5枠から、今度はスーパースター初制覇に挑む。
◆公開枠番選択より
(決定戦進出は)目標としていたので、とりあえずホッとしています。(5枠は)1から4が埋まっていたからです。スタートは昨日まではあまり切れなかったですが、今日はとっておきのクラッチを出したので、しっかり切りたいと思います。エンジンはまあまあだと思います。明日も無事にゴールして、新年を迎えたいと思います。
【6号車】佐藤摩弥(川口31期)
競走車名:Pタン3
ランク:S11
今節成績:4着・2着・2着・5着
得意のスタートで着をまとめて、トライアル4戦目の時点で完走条件での決定戦進出を決めた。21年、23年が順位決定戦回りだっただけに、4年ぶりにリベンジ成功した。今年は全日本選抜、オールスター、グランプリとSGで3回の優出し、オールスターでは準優勝。女子レーサー初の偉業達成に、今回も期待が高まる。
◆公開枠番選択より
(決定戦進出は)昨年は順位決定戦で悔しかったので、今年はまず乗れて良かったです。今節は安定してスタートが切れているので、どこの枠からでもいきたいと思います。丸っと飲み込んじゃいたいです。エンジンは今日はセッティング失敗しましたが、明日はしっかり合わせていきたいと思います。明日は今年一番いいスタートを切りたいと思いますので、最後まで応援よろしくお願いします。
【7号車】鈴木宏和(浜松32期)
競走車名:ナアーモ
ランク:S15
今節成績:5着・7着・1着・3着
2年連続のSSトライアル戦出場で、今年は初の決定戦進出を射止めた。2節前には飯塚のチャリロトpresents開設記念レースで、念願のG1初優勝も達成。もちろん魅力は、オート界一ともいわれるスタート力だろう。トライアル3日目には2枠から飛び出して、青山周平の連勝を止めた。8番目の選出で7枠になったが、どの位置からでも、そのスタートは脅威となろう。
◆公開枠番選択より
(決定戦進出は)嬉しいです。(7枠は)予想外でした。(スタートは)微妙です。(スタートで)丸のみする摩弥さんを丸のみしたいです。(エンジンは)ちょっと足りていないです。明日はスタート決めて、貴也さんを連れて浜松勢で上位を決めたいと思います。
【8号車】佐藤貴也(浜松29期)
競走車名:スケートラブ
ランク:S7
今節成績:6着・3着・2着・他落
4日目には落車したものの、身体は問題なしとのこと。初日は7枠で6着だったこともあり、枠番選択では大外枠に。決定戦は昨年に続いての進出で、前回は6枠から6着だった。スタート巧者の多いメンバー構成だが、勝つために選択した8枠から宣言通りのトップスタートを決めて、初のSS王座のタイトル奪取をもくろむ。
◆公開枠番選択より
(決定戦進出は)すごい嬉しいです。今節初日に7枠のときだけスタートが切れていなかったので、ちょっと縁起が悪いかなと思い、8枠にしました。(7枠以外は)それなりのスタートが切れていると思います。(落車は)全く問題ないです。勝つための8枠です。丸のみする佐藤摩弥選手、鈴木宏和選手をさらに丸のみして、8枠からトップスタート決めたいと思います。
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【過去のSGスーパースター王座決定戦】
2023年優勝:青山周平
2022年優勝:鈴木圭一郎
2021年優勝:青山周平
2020年優勝:青山周平
2019年優勝:青山周平
2017年優勝:荒尾聡
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※スーパースタ-シリーズ戦の準決勝レポートはこちら
(P-NAVI編集部)