【スーパースター王座決定戦】鈴木圭一郎が逃げ切りV!

2022/12/31(土) 19:47

【スーパースター王座決定戦】鈴木圭一郎が逃げ切りV!

2022年12月31日

川口オート(最終日)スーパースターフェスタ2022
SG第37回スーパースター王座決定戦
スーパースターシリーズ戦平尾昌晃杯

【12R=SG第37回スーパースター王座決定戦】
*10周回=5,100m
0mオープン戦(良走路)走路温度7度
1/青山周平(伊勢崎31期)3.25
2/早川清太郎(伊勢崎29期)3.26
3/鈴木圭一郎(浜松32期)3.25
4/有吉辰也(飯塚25期)3.30
5/松尾啓史(山陽26期)3.27
6/小林瑞季(川口32期)3.27
7/荒尾聡(飯塚27期)3.29
8/加賀谷建明(川口27期)3.29
※右数字は試走タイム

SS王座決定戦選手紹介

SS王座決定戦選手紹介

オートレースの大みそか頂上決戦「SG第37回スーパースター王座決定戦」。
今年は、新走路にリニューアルしたばかりの川口オートレース場で、初の消音マフラー使用でシリーズが展開された。「新走路」「消音マフラー」など例年のスーパースターと比較しても、格段に「対応力」が求めらる年末決戦となった。
注目はスーパースター王座決定戦を3連覇中の青山周平。今年もSGを2度制しており、トライアル戦も平均得点トップで1枠を獲得した。青山の4連覇か、阻止する者が現れるのか。対するは、現ランク1位の鈴木圭一郎、実力者の荒尾聡と有吉辰也、悲願のSG初制覇を狙う早川清太郎、松尾啓史、さらに地元からは初出場・初進出を決めた小林瑞季、復帰後に快進撃を続ける加賀谷建明と、「頂上決戦」の名にふさわしい好メンバーが出そろった。
試走タイムは、青山と鈴木がともに3.25のトップタイム。次に3.26の早川が続き、内枠勢の三つ巴で人気オッズが形成された。
消音マフラーの影響か、いつもより大きく聞こえるスタンドからの応援__。その大観衆が見つめる中、レースは鈴木圭一郎が抜群のスタートを切って主導権を握っていく。後続の争いを尻目に、鈴木は10周回を逃げ切り完勝。スーパースター王座決定戦は2016年以来、6年ぶり2回目の制覇。SGは通算12回目の優勝、取得賞金は98,176,536円で4年ぶりに賞金王に輝いた。
今期ナンバーワンに返り咲いた鈴木が、類まれなスピードを最高の舞台で見せつけて2022年を締めくくり、来年に向けてさらなる進化を誓った。

【レース展開】
スーパースター王座決定戦

スーパースター王座決定戦

スーパースター王座決定戦

タイミング02で抜群のスタートを切った3・鈴木が内を叩いて、1コーナー先制。2番手に2・早川が付けるも、外から4・有吉が捲りで2番手に上がる。先頭に立った鈴木は快調に飛ばし、2番手は有吉が追い、3番手は早川、6・小林、さらに1・青山、5・松尾も追い上げて混戦となる。抜け出した鈴木は周回ごとにリードを広げる中、有吉と早川の差は詰まり、青山を7周回目にかわした松尾が4番手に浮上してくる。早川は有吉のインを狙うが、有吉も逆転を許さず。混戦を追い上げてきた松尾が8周回目に早川を捲って3番手に浮上。大きなリードを保ったまま、鈴木が優勝のチェッカー。2着には有吉が粘り、3着には松尾が入線。4連覇の狙った青山は4着に終わった。

【SG第37回スーパースター王座決定戦・結果】
2連単3-4 7,270円(14番人気)
3連単3-4-5 84,410円(101番人気)

鈴木圭一郎
優勝/鈴木圭一郎(浜松32期)
競走タイム3.308
競走車名:カルマS5K
ランク:S1
今節成績:1着・2着・1着・4着・1着
次回出場予定:川口(1月2日~4日)

昨日、負けた夢を見て、すごく悔しくて。今日は勝てて、嬉しいです。正直、勝てると思っていなかったので、落ち着いてレースを楽しもうと思っていました。試走は昨日よりも手応えがあったので、スタート行けば、自分を信じて走るだけ。
結果が出たので、3枠を選んだのは正解でした。
思っていた展開とは違いましたが、夢と合わせて20周もしたので、余裕はなく最後まで必死。ゴールした時は、夢じゃないでくれ!と思っていました。
新走路、消音マフラーは整備日から練習しましたが、すごく手応えが悪くて、どうなることかと思いましたが、優勝できて本当に良かったです。
今年は反省点もありました。でも、最後の最後で良いレースができて、良かったです。今年の反省点を踏まえて、もっともっと進化していきたいので、来年も応援よろしくお願いします。

ガッツポーズの鈴木圭一郎


奥ノ木信夫・川口市長、鈴木圭一郎選手、松本剛選手(北海道日本ハムファイターズ)、平嶋夏海さん(川口オートイメージガール)

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【11R=SSシリーズ戦・平尾昌晃杯/優勝戦】
*8周回=4,100m
10mオープン戦(良走路)
1/阿部剛士(川口27期)3.33
2/佐藤摩弥(川口31期)3.31
3/長田恭徳(山陽32期)3.30
4/中村杏亮(飯塚33期)3.29
5/黒川京介(川口33期)3.30
6/金子大輔(浜松29期)3.27
7/佐藤貴也(浜松29期)3.31
8/若井友和(川口25期)3.28
※右数字は試走タイム

【レース展開】

スタートは2・佐藤摩弥が飛び出し、センター枠から5・黒川京介も出て、序盤から両者のマッチレースとなる。逃げる佐藤摩に対して、黒川は後ろに付けて、仕掛けのチャンスをうかがっていく。佐藤摩もうまく抑えていくが、7周回3コーナーで黒川が捲りで攻めると、最終回で佐藤摩をとらえて先頭に立つ。黒川がそのまま1着、佐藤摩が2着、試走一番時計だった6・金子が3着に入線した。

【11R=SSシリーズ戦「平尾昌晃杯」優勝戦結果】
2連単5-2 3,760円(18番人気)
3連単5-2-6 12,550円(52番人気)

黒川京介
優勝/黒川京介(川口33期)
競走タイム3.353
競走車名:ペルセウス2
ランク:S12
今節成績:3着・7着・3着・2着・1着

今朝のスタート練習で、恥ずかしい落車をしてしまって。でも、自分が出たいと周りに伝えたら、先輩、後輩みんなが総出でやってくれて、そのおかげで、レースにも出られて、この結果で終わって良かったです。
試走は直線の足があって、3.30なら十分かなと。でもスタートで位置付けないと厳しいとは思っていました。佐藤摩さんより先に出るのは厳しかったですが、最高の展開。昨日は仕掛けられなかったので、どうにか仕掛けてやろうと思っていました。ミスも多かったけど、捲りが決まって良かったです。来年は12レース(スーパースター王座決定戦)を走れるように、1年間頑張ります!

(P-Navi編集部)

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