2021/12/31(金) 19:12
川口オート(最終日)スーパースターフェスタ2021
〜SG第36回スーパースター王座決定戦〜
〜スーパースターシリーズ戦平尾昌晃杯〜
【12R=SG第36回スーパースター王座決定戦】
*10周回 5,100m 0mオープン戦(良走路)
1/青山周平(伊勢崎31期)3.26
2/永井大介(川口25期)3.27
3/鈴木圭一郎(浜松29期)3.25
4/黒川京介(川口33期)3.27
5/荒尾聡(飯塚27期)3.30
6/有吉辰也(飯塚25期)3.29
7/伊藤信夫(浜松24期)3.28
8/佐藤貴也(浜松29期)3.29
※右数字は試走タイム
オートレース界の年末最大のビッグレース「SG第36回スーパースター王座決定戦」。
出場権争いを制した16選手のみがトライアル戦に出場でき、さらに12月27日から30日までのトライアル4戦を勝ち抜いた8選手が、大みそかの「決定戦」に進出できる究極のサバイバルレース。
今年は青山周平、鈴木圭一郎のランク1位、2位両者が初日快勝してトライアル戦の幕が。当大会3連覇が期待される青山はオール掲示板入り、鈴木は落車を挟むも3勝をあげてシリーズを牽引した。ニューヒーロー候補に名乗りをあげたのが黒川京介で、スーパースターは初出場ながら、平均得点2位で堂々の決定戦進出。荒尾聡、永井大介ら実力者もしっかりと勝ち上がり、今年の大みそか決戦も話題豊富な豪華メンバーが名を連ねた。
試走タイムは、3.25で鈴木圭一郎がトップ。3.26で青山、3.27永井、黒川が続いた。青山、鈴木が人気を二分し、対抗人気には永井も推されていた。
気温3度、走路温度4度という冷え込んだコンディションの中、決定戦がスタート。レースは青山、黒川、鈴木の三つ巴となるが、先頭に立った青山が逆転を許さずに押し切り優勝。見事に、スーパースター王座決定戦3連覇を達成した。
【レース展開】
伊藤信夫がフライング。2回目のスタートは4・黒川が抜群の飛び出しで、最初のコーナーに先頭で入る。2番手は1・青山で、外から6・有吉もスタート決めて3番手につけるが、3・鈴木の攻めも早く有吉をかわして3番手で前を追う。2周回3コーナーで青山は黒川を抜いて先頭に立つと、2番手に黒川、3番手は差を詰めてきた鈴木が続いて、この3車が抜け出す展開となる。逃げる青山に対して、黒川も食らいつき、鈴木も虎視眈々と狙うが、逆転までには至らず。青山がそのまま振り切って優勝チェッカー。2着に黒川、3着に鈴木が入線した。
【SG第36回スーパースター王座決定戦】
2連単1-4 1,160円(5番人気)
3連単1-4-3 2,700円(10番人気)
優勝/青山周平(伊勢崎31期)
競走タイム3.337
競走車名:ハルク・73
ランク:S1
今節成績:1着・3着・2着・3着・1着
信じられないですね。不安が大きかったですが、レース前に岩田(裕臣)君に手伝っていただいて、エンジンが最高の状態で迎えられることができました。試走タイムは今節一番だったので、それを信じて、スタートから全力で頑張ろうと思いました。ギリギリを攻めたので一回目のスタートは自分のフライングかと思いましたが、自分ではなかったので、2回目も思い切りいこうと。スタートも行かれることは想定していて、余裕もありましたね。なかなかペースが上がらないと思っていましたが、走路が冷えて、乗り味は良かったし、とにかく滑らせないように、早く終わってくれと思いながら走りました。とにかく一生懸命で、必死でした。
今年は最高の年だったと思います。
最後に優勝することができて本当に幸せです。来年も気を引き締めて頑張っていきますので、今後も応援よろしくお願いします!
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【11R=SSシリーズ戦・平尾昌晃杯/優勝戦】
*8周回4,100m
0mオープン戦(良走路)
1/鈴木宏和(浜松32期)3.27
2/泉田修佑(川口33期)3.30
3/五十嵐一夫(川口21期)3.31
4/中山光(川口32期)。30
5/加賀谷建明(川口27期)3.29
6/松尾啓史(山陽26期)3.26
7/内山高秀(伊勢崎26期)3.31
8/岡部聡(山陽19期)3.29
※右数字は試走タイム
【レース展開】
スタートは1・鈴木が決めて、2・泉田が2番手、3番手に中山の態勢で序盤は周回。スタートで後手を踏んだ6・松尾だったが、鋭い攻めで着実にポジションを上げてくると、5周回で泉田、中山を2車抜きして2番手に浮上。逃げる鈴木だったが、徐々に差を詰めた松尾が最終回1コーナーで捕らえて1着。2着に鈴木、泉田をかわした中山が3着に入線した。
優勝/松尾啓史(山陽26期)
競走タイム3.354
競走車名:ラディカルV
ランク:S12
今節成績:2着・1着・6着・2着・1着
スタートをしっかり切りたかったですが、いけませんでしたね。そこからは1車ずつ丁寧に仕掛けたかったのですが、あまり行き場もなかったので、行けるときに行かないとと思っていました。2番手に立ってからは、詰まっていたのでチャンスがあるかなと。最後はあそこしかないと思っていきました。今年は夏場や大きいレースでは活躍できませんでしたが、最後に良いレースで1着が取れて良かったです。(P-Navi編集部)