2024/07/22(月) 19:36
令和6年能登半島地震復興支援競輪
大阪・関西万博協賛
開設74周年記念「不死鳥杯」G3(3日目)
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【福井競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
赤板後に山田庸平を抑えた岸田剛が打鐘からペースを上げて主導権取り。最終HSで7番手だった眞杉匠が捲りを打つと、最終BSで4番手にいた山田庸平も捲りに出て、さらにそれに合わせるように岸田の番手を回る脇本勇希が発進。眞杉は最終2センター付近で、山田マークの松岡貴久のけん制もあり失速。先頭に立った脇本が山田の猛追を振り切り1着でゴール。2着は山田庸平。3着には近畿3番手回りの藤井昭吾が入った。
1着/脇本勇希(S1・福井115期)
今回成績:一3・二1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(21年5月前橋以来)
記念決勝は2回目です。今日は相手も強かったので、これで1着が取れたのは、すごく嬉しいです。(岸田が)いいところから駆けてくれたし、展開も向いてくれました。あとは、早めに来るのだけを注意。横に並んでいるのが見えて、ヤバいと思い、自分の中では少し(出るのが)早かったですね。前に出るのに、力を使いましたし、それだけ前が強かったです。直線で力勝負だと思い、自分の力を目いっぱい出しました。初日は良くなかったですが、2日目からは番手なので、何とも言えないですが、悪くはないですね。
(兄弟連携は)決勝しかないし、一つの目標ではあったので。与えられた位置で頑張ります。(決勝は)自力です。
2着/山田庸平(S1・佐賀94期)
今回成績:特4・二3・準2
G3優勝:4回(24年3月武雄)
(近畿の2段駆けも)どちらかというと分かっていたので、昨日の反省もあり、眞杉君の出方も意識したレースになっていました。まずは眞杉君を叩かないと勝負にならないので、そこだけは集中。昨日よりは感覚は良かったのですが、車間があいて脚がたまらなかったので、もう少しうまく付けていれば、今日の感じならもっといい勝負ができたとは思います。キツいレースをこなしているし、明日はもう少し上がるかなとは。明日も自転車に体を合わせていこうと思います。
(決勝は)単騎です。
3着/藤井昭吾(S2・滋賀99期)
今回成績:一2・二3・準3
G3決勝:初
(岸田剛が)先行するという気持ちで、作戦もそんな感じでした。めちゃキツかったですね。僕はとりあえず内をあけないように、前の2人のサポートを第一に考えていました。最後は外に踏めず、内に差し込み、あそこまでいったら自分も決勝に乗りたいと思って、やれることをやっておこうと。前期の後半から悪くて、自力でも結果が出ずに、このままではダメだと思い、良かった時のVTRを見て思い出して、ここに臨んだら、いきなりいい感じになりました(笑)。
(決勝は)近畿の5番手。しっかりサポートしてから、ゴール前勝負ができれば。
10Rレース結果
※こちらの「映像を見る」からダイジェスト動画をご覧いただけます。
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【福井競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
赤板過ぎに8番手から一気に上昇した新山響平が打鐘で先頭に立つと、前受けしていた寺崎浩平は引いて3番手に入る。そのまま新山の先行で一列棒状になり最終HSを通過。最終BS過ぎに空けていた車間を徐々に詰めた寺崎が捲って出るが、新山ラインの番手・竹内智彦がけん制。さらに竹内の内コースに寺崎マークの稲川翔が入り、竹内をけん制しながら直線を追い込む。新山は逃げ切りで1着。2着に稲川。3着には竹内が粘り込んだ。
1着/新山響平(SS・青森107期)
今回成績:特6・二2・準1
G3優勝:4回(20年3月玉野)
スピードよく切りにいったので、付いていくのが一瞬遅れましたけど、寺崎に合ったので、そこをめがけて、いい感じで行けたとは思います。並びも竹内さんがいいところを取ってくれたおかげ。竹内さんとラインで決勝に勝ち上がれたので良かったです。(寺崎は)3番手で僕を出す形だったので、一旦ペースを落として、寺崎の仕掛けに合わせて踏み込もうと思いました。準決勝ということもありましたが、それがハマッて良かったですね。強い気持ちで前々に動けています。
(決勝も)ラインがあるので、攻めていきたいと思います。
2着/稲川翔(S1・大阪90期)
今回成績:特5・二3・準2
G3優勝:2回(18年1月松阪)
寺崎に任せていました。いい位置すぎて、寺崎も考えることが逆に多くなったように見えました。最後も乗り越えるという想定しかしていなかったのですが、あそこの仕掛けで止まってしまったので、僕はもう外には行けず、内に。反省しないといけないところですが、お互い勝負をしに行った結果なので。今日は比較的余裕がありましたが、自分が修正できるところは修正しているつもり。時間はまだかかりますが、レースの中でもしっかりと見つけて修正していきたいです。
(決勝は)(脇本)兄の後ろです。
3着/竹内智彦(S1・宮城84期)
今回成績:一2・二1・準3
G3優勝:0回
G3決勝:14回目(23年2月伊東温泉以来)
(新山が)出切ってくれたので、気持ち良かったです。真後ろに寺崎がいるのも見ながら走っていましたけど、(稲川)翔が最後に内に来るのは仕方ないと思っていたので、寺崎は張らないといけないと。(3着で)ギリギリでしたけどね。気持ちが楽だし、その分、脚に余裕も出ていて良かったです。余裕が無かったら、ガムシャラに最後踏んでいたと思うし、来ると分かっていたので対処もできました。(感触は)日に日に良くなっています。
(決勝も新山)響平に頑張ってもらいます。番手です。
11Rレース結果
※こちらの「映像を見る」からダイジェスト動画をご覧いただけます。
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【福井競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
赤板で8番手から吉田智哉が上昇するが、前受けした藤井栄二が突っ張って、一気にペースを上げて先行態勢に入る。そのまま最終HSを通過すると、2コーナー付近から番手の脇本雄太が捲り発進。東口善朋を連れて、後続を大きく引き離し1着でゴール。2着には追走した東口。3着は6番手から捲り追い込んだ根田空史となった。
1着/脇本雄太(SS・福井94期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・二1・準1
G3優勝:14回(23年4月武雄)
(先に弟が決勝進出を決めて)プレッシャーは多少あるにしても、自分としてはいつも通り走るだけ。(仕掛け所は)ある程度、決めていましたが、しっかり踏んで、意識をくみ取った中でのレースだったのかなと思います。近畿で勝ち上がれたのも。(感触は)疲れています。自分が思う感じではないですね。(4年ぶりの地元記念優勝については)プレッシャーはないです。
(決勝は)弟の(脇本)勇希に。
2着/東口善朋(S1・和歌山85期)
今回成績:特7・二1・準2
G3優勝:1回(18年1月和歌山)
まず僕の仕事はそこ(スタート)だと思っていたので、集中していました。Sを取って、脚に来ていないわけではなかったので、なるべくバックくらいから脚を休めたいと思って走っていました。連日、脇本(雄)君もすごいタイムで上がっていますし、しっかり付いていくことだけを考えて。決勝にも乗れているし、脚には問題ないと思いますが、この暑さの中で、身体のピリッと感がないので、何とかしたいですね。
(決勝は)近畿の4番手。
3着/根田空史(S1・千葉94期)
今回成績:一3・二2・準3
G3優勝:1回(17年2月奈良)
(近畿の先行で)行くタイミングがどこもなかったです。気持ちの中では、一瞬ゆるんだら早めに叩こうと思ったのですが、藤井(栄二)君も打鐘からフルスロットルでしたね。ワッキー(脇本雄太)も車間をあけていたので、詰まったところで行っても合わされるだけ。脚だけはためて、最後は捲り追い込みで届くようにと思いましたが、前の2人がとんでもなく先にいました。体が軽くなってくれたので、気持ち的には余裕がありましたね。
(決勝は)自力です(単騎)。
12Rレース結果
※こちらの「映像を見る」からダイジェスト動画をご覧いただけます。
※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出
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【最終日12R=S級決勝】
1/脇本雄太(SS・福井94期)
2/新山響平(SS・青森107期)
3/山田庸平(S1・佐賀94期)
4/根田空史(S1・千葉94期)
5/竹内智彦(S1・宮城84期)
6/藤井昭吾(S2・滋賀99期)
7/稲川翔(S1・大阪90期)
8/脇本勇希(S1・福井115期)
9/東口善朋(S1・和歌山85期)
注目の並び想定は
8脇本勇-1脇本雄-7稲川-9東口-6藤井
2新山-5竹内
3山田(単騎)
4根田(単騎)
決勝は脇本勇を先頭に、番手に脇本雄、さらに稲川、東口、藤井の近畿5名が結束。
東北勢は準決勝と同様に、新山と竹内のタッグ。
94期の山田と根田は、それぞれが単騎戦を選択した。
まず最大の注目を集めるのが、脇本勇、脇本雄の兄弟初連携だろう。
近畿勢は5車が並ぶ盤石のライン構成で、脇本勇が主導権を握れば、脇本雄が展開有利に、4年ぶり6回目の地元記念優勝を完全優勝で締めくくる可能性が高い。新山の動向も要注目で、準決勝も逃げ切ったように、再度の自力勝負で近畿ラインに対抗すれば、単騎勢にも好機が生まれるか。
初の兄弟連携の結末はいかに。最終日の決勝(第12レース)は、7月23日(火)16時35分に発走予定です。
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福井競輪の直近グレードレース
2023年7月福井競輪G3
優勝:古性優作
2022年7月福井競輪G3
優勝:菅田壱道
2021年7月福井競輪G3
優勝:古性優作
2021年6月大阪・関西万博協賛競輪G3
優勝:柴崎淳
2020年3月ウィナーズカップG2
優勝:松浦悠士
2019年7月福井競輪G3
優勝:脇本雄太
2018年7月福井競輪G3
優勝:脇本雄太
2017年7月福井競輪G3
優勝:脇本雄太(P-Navi編集部)