2022/07/17(日) 23:54
「第18回サマーナイトフェスティバル」2日目
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前検日 初日
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前検日 初日 2日目
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【サマーナイトフェスティバル(2日目)10R=S級準決勝】
1/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
2/清水裕友(SS・山口105期)
3/宿口陽一(SS・埼玉91期)
4/町田太我(S1・広島117期)
5/中川誠一郎(S1・熊本85期)
6/吉田有希(S2・茨城119期)
7/新田祐大(S1・福島90期)
8/森田優弥(S1・埼玉113期)
9/山田庸平(S1・佐賀94期)
赤板で町田が前を抑えて、そのまま先行態勢に入っていく。吉田も仕掛けるが、町田マークの清水の牽制もあって出切れない。中国ラインを追った新田は、3番手の好ポジションをキープして、最終2コーナーから捲り発進。清水も番手捲りで応戦するも、新田が捲り切って1着。2着にマークの佐藤で福島ワンツー。森田が直線伸びて3着に入線した。
1着/新田祐大(S1・福島90期)
今回成績:特1・準1
G2優勝:2回(2017年7月サマーナイトF)
サマーナイト優勝歴:1回(2017年7月伊東)
賞金ランク:21位
2人(町田と吉田)の叩き合いは誰もが想定しますが、そうならない可能性もあるので、常に勝負できる位置にいることが重要だと考えていました。清水君も地元の気持ちが伝わるレースでしたし、町田君もスピード持久力あったので、油断できない状態でした。前回の高松宮記念杯に比べると、良い状態かなというのは成績を見てもらった通り。明日も、まずは戦う状態にもっていくことですね。
(決勝は)自力で頑張ります。
2着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特2・準2
G2優勝:2回(2005年4月ふるさとダービー武雄)
サマーナイト決勝:4年連続4回目(2021年7月函館以来)
賞金ランク:3位
タイミングで行けるところから仕掛ける、ゆるりとした作戦でした。ワンツーが決まったのは良かったです。昨日と比べて、今日は多少余裕ありました。新田に付いていけているので、良い状態でキープしていると思います。
(決勝も)新田の番手です。
3着/森田優弥(S1・埼玉113期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:予2・準3
G2優勝:0回
G2決勝:初
賞金ランク:50位圏外
自分もできる役割をしようと思っていました。打鐘が反省点で、5番手まで引いてしまって。新田さんの捲りについていっただけになってしまいました。(感触は)良いと思います。
(決勝は)単騎です。
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【サマーナイトフェスティバル(2日目)11R=S級準決勝】
1/松浦悠士(SS・広島98期)
2/小原佑太(S1・青森115期)
3/眞杉匠(S1・栃木113期)
4/和田真久留(S1・神奈川99期)
5/平原康多(SS・埼玉87期)
6/岩本俊介(S1・千葉94期)
7/園田匠(S1・福岡87期)
8/犬伏湧也(S2・徳島119期)
9/守澤太志(SS・秋田96期)
打鐘で眞杉匠が岩本俊介を叩いて先手を奪っていくが、7番手から犬伏湧也が一気にスパート。逃げる眞杉-平原の関東ラインを最終BSで捕らえて、マーク松浦とともに抜け出す。番手から差し脚を伸ばした松浦が1着。関東ラインの後ろで脚をためた岩本が直線強襲の2着。3着には犬伏が粘った。
1着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特3・準1
G2優勝:2回(2021年7月サマーナイトF)
サマーナイト優勝歴:1回(2021年7月函館)
賞金ランク:4位
行けるタイミングでしっかり仕掛けようという作戦。犬伏君が良いタイミングで仕掛けてくれたと思います。本当にすごかったです。しっかりと信頼して付いていました。最終BSからは平原さんを気にしながら、犬伏君もきつそうだったので、ギリギリまで待って、残せたし、残ってくれました。状態も踏み込んだ感触も良かったです。優勝を目指したいですし、しっかり頑張ります。
(決勝も)犬伏君に。
2着/岩本俊介(S1・千葉94期)
今回成績:予1・準2
G2優勝:0回
G2決勝:4回目(2021年7月サマーナイトF以来)
サマーナイト決勝:2年連続2回目(2021年7月函館)
賞金ランク:50位圏外
絶対にどの選手も仕掛けてくるので、想定内でしたが、(内で)最後まで我慢できました。感触はすごく良かったです。目の前のレースを一生懸命頑張って、明日も最後まで力を出し切って、いい穴を出したいと思います。
(決勝は)和田さんの前で自力です。
3着/犬伏湧也(S2・徳島119期)
今回成績:予1・準3
G2優勝:0回(初出場)
G2決勝:初(初出場)
賞金ランク:27位
先行一本にはこだわらず、状況を見て、行けるところからいく作戦でした。冷静に立ち回りできたかなと思います。眞杉君のペースで行かれると捲れないと思ったので、早めの仕掛けで何とか行けました。きつかったです。出切ってからは脚が一杯で、松浦さんに残してもらいました。決勝もしっかりと(松浦と)連携して、冷静に前で頑張りたいです。
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【サマーナイトフェスティバル(2日目)12R=S級準決勝】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/荒井崇博(S1・佐賀82期)
3/郡司浩平(SS・神奈川99期)
4/神山拓弥(S1・栃木91期)
5/太田竜馬(S1・徳島109期)
6/山田英明(S1・佐賀89期)
7/吉田拓矢(SS・茨城107期)
8/坂井洋(S1・栃木115期)
9/和田健太郎(S1・千葉87期)
太田竜馬が打鐘前に郡司浩平を抑えると、坂井洋の栃茨ラインも仕掛けるが、太田が主導権を譲らない。最終BS前に太田の番手から山田が捲りを放ち、荒井との佐賀両者が抜け出すと、これを郡司と和田の南関ラインが追っていく。山田の後位から差し脚伸ばした荒井が1着。郡司マークの和田が鋭く迫り2着で、3着には山田が入線した。
1着/荒井崇博(S1・佐賀82期)
今回成績:予1・準1
G2優勝:1回(2001年12月ヤンググランプリ)
G2決勝:3回目(2008年10月ふるさとダービー広島以来)
サマーナイト決勝:初
賞金ランク:10位
前の2人が頑張ってくれたので。戻ってきたときに、中団入れようと思って待っていましたが、行ったので付いていきました。ちょっと絡んだけど、郡司も古性もいて、内はあけられないので。感触は悪くないです。
(決勝は)ヒデの後ろ。優勝して帰ります。
2着/和田健太郎(S1・千葉87期)
今回成績:予2・準2
G2優勝:0回
G2決勝:2回目(2020年3月ウィナーズカップ以来)
サマーナイト決勝:初
賞金ランク:30位
考えていたパターンの中のひとつでした。少し意外な展開でしたが、さすが郡司で、瞬時に判断して踏んだと思います。余裕はないですけど、自分のできることをしっかりして2人で決まればと思っていました。郡司のおかげです。
(決勝は)岩本の後ろ。郡司の分も、南関の代表として頑張りたいと思います。
3着/山田英明(S1・佐賀89期)
今回成績:予1・準3
G2優勝:0回
G2決勝:4回目(2021年3月ウィナーズカップ以来)
サマーナイト決勝:初
賞金ランク:50位圏外
前を任せている太田君が強い気持ちだったので、しっかりと応えないとダメだと思って、出させてもらいました。荒井さんにも3番手固めてもらっているので。ラインに尽きます。決勝に乗りたい気持ちが、着に繋がったんだと思います。
(決勝は)荒井さんに任せてもらえるなら、前で頑張ります。
※G2優勝の( )は前回G2優勝開催
※G2決勝の( )は前回のG2優出開催、YGPを除く
※賞金ランクは7月15日現在
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【サマーナイトフェスティバルG2(最終日)12R=S級決勝】
1/新田祐大(S1・福島90期)
2/松浦悠士(SS・広島98期)
3/和田健太郎(S1・千葉87期)
4/森田優弥(S1・埼玉113期)
5/荒井崇博(S1・佐賀82期)
6/岩本俊介(S1・千葉94期)
7/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
8/山田英明(S1・佐賀89期)
9/犬伏湧也(S2・徳島119期)
注目の並びは
1新田-7佐藤
9犬伏-2松浦
6岩本-3和田
8山田-5荒井
4森田(単騎)
決勝は、連日ワンツーを決めている新田祐大と佐藤慎太郎が再度連携する福島ライン。
こちらも連携が続く犬伏湧也と松浦悠士の中四国ライン。
岩本俊介に和田健太郎が結束する千葉両者。
佐賀の山田英明と荒井崇博が並び、森田優弥が単騎の競走となった。
まず注目は、サマーナイトフェスティバルの連覇がかかる松浦悠士。「優勝したい」と前検日から強く意気込んでおり、連日力強い自力を出している犬伏との連携で、地元地区で初のビッグレース参戦を最高の形で締めくくれるか。
連勝で勝ち上がってきた新田も、落車から復調気配で、久々の優勝を手にするか。また荒井も連勝での勝ち上がりを決めており、番手に据える山田がどのような戦略を立ててくるのか。好調の岩本、和田の千葉勢の動向や、ビッグレース初優出を決めた森田も単騎戦ながら戦い方からも目が離せない。
※優出チャリレンジャーインタビュー、2日目の注目選手ピックアップ&場内イベント情報は次ページに掲載中→
【決勝進出チャリレンジャー・インタビュー】
「初のビッグレース決勝で悔いのないレースを!」
森田優弥(S1・埼玉113期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
-ビッグレース初の決勝進出です!
「ちょっと、信じられないですね。決勝も頑張りたいです」
-今開催ここまでを振り返ると?
「本当にラインの人に助けられていると思っています。作戦もそうですけど、心強い先輩と後輩のおかげです。本当に恵まれました。決勝にもラインのおかげで乗れたと思っていますし、ありがたいですね。
初日も連携した武藤龍生さんから『勝てるように、森田らしいレースで頑張れ』と言ってもらえて、自分のレースに集中できました」
-2走しての感触は?
「モチベーションもかなり上がりますし、アップの時から、気持ちも入っている感じですね」
-リニューアルした玉野競輪場については?
「宿舎も1人1部屋で、本当に良い環境です。しっかりと休ませていただいています(笑)」
-最後に決勝への意気込みを。
「自分の役割と、自分らしいレースをしたいと思っています。初のビッグレース決勝ですけど、悔いのないように、自分のレースを精一杯、頑張りたいと思います」
「しっかりと優勝という結果を出したい」
松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
-ここまでの2走を振り返ると?
「与えられた場所で、しっかり走れていると思います」
-コンディション面は?
「かなり良いと思います!」
-決勝は再度、犬伏選手との連携ですね。
「はい。しっかりと優勝という結果を出したいです。しっかり狙っていきたいと思っています」
-リニューアルした玉野競輪場については?
「宿舎は日本で一番良いと思うし、選手がしっかりと力を出せる施設面は、かなり良いです。こういう競輪場が全国に増えればいいですね。それに新しい層のファンが増えてくれると、今後の競輪界にもプラスになると思います。今日も女性のファンや子どももたくさんいて、応援してもらえて嬉しかったです。たくさん来ていただけると、自分もかなり気持ちが入るので」
-最後にチャリロトのユーザーへ意気込みを。
「長くスポンサーとして走らせていただいていますし、玉野競輪も競輪界のためにやっていただいていること。まずは、明日もチャリロトで車券を購入していただいて、僕もその期待に応えられるように、しっかり頑張りたいと思います!」
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\第18回サマーナイトフェスティバルG2/
2日目の注目選手ピックアップ
【2日目・6R=S級選抜】
チャリレンジャー(スポンサード選手)
「理想の走りを追求していく」
1着:島川将貴(S1・徳島109期)
(中西)大さんが踏んだのが分かったので、後ろが空くなと思い、そこへ入る準備をしていました。最終HSで新山(響平)さんが来たら一緒に前に出て行くか、被ってしまう前に仕掛けたいと思っていました。あまり気持ちのいいかかり具合ではなかったですが、調子のいいときの練習はできているので、自転車にどうやって活かしていくかだと思っています。理想は、バックを取って確定板に乗ることです。
【2日目・9R=S級特選】
「明日もしっかり頑張ります」
1着:片岡迪之(S1・岡山93期)
隅田(洋介)君が走りやすいように組み立ててもらって、ゴール前勝負ができればと思っていましたし、しっかり付いて行こうと思っていました。道中、余裕があったので、最後伸びてくれればいいなと踏みました。1着は、素直に嬉しいです。なかなか玉野競輪で走れないですが、明日もしっかり頑張ります。
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本日、開催の玉野競輪場内イベントからピックアップ!
岡山支部選手のトークショー(連日開催)。登壇したのは、三宅伸選手と西谷康彦元選手
未確定車券ガラポン抽選会(連日開催)。豪華な賞品が当たります!
来場者の舌を楽しませるサマーナイトマルシェ
DENIMA HOSTEL flost
水を使わずに煮込みシナモンとトマトを加え奥行きのある味わいのキーマカレー。
マルゴデリ
素材の味を活かすため粗糖を使用。キウイ本来の甘味が楽しめるキウイのフレッシュジュース。
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サマーナイトフェスティバルの特設サイトにて、加藤慎平さん、木三原さくらさんによ決勝予想を18日公開!
こちらよりご覧ください。
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【サマーナイトフェスティバルG2・プレイバック】
2021年7月函館競輪場
優勝:松浦悠士
2020年7月いわき平競輪場
優勝:清水裕友
2019年7月別府競輪場
優勝:村上博幸
2018年7月松戸競輪場
優勝:渡邉一成
2017年7月伊東温泉競輪場
優勝:新田祐大(P-Navi編集部)