どーもストロベビーの生いっちょうです！！

先日、ベビロトのお休みをいただき、嫁と娘で実家に帰省しました。 宮崎ブーゲンビリア空港（今だに覚えられない）に着き、4両ワンマン運転の電車に乗って、実家を目指してる最中、乗客全員のスマホが明らかにヤバい音で鳴り出しました。緊急地震速報の警報音です。 左手に一面田んぼ、右手に民家の所で電車が止まり、車内はザワつき、ワンマンの運転手さんは本部との連絡や乗客の対応で、てんやわんや。車内は軽くパニックで、完全に非常事態。

僕も「どーなるんだろう？」と思い、ふと電車の外に目をやると、おじいちゃんが上半身裸で庭に水を撒いてました。電車内とのギャップが……。

その後は1時間、電車は動きませんでしたが、変に声を荒立てたりする人がいなくて、本当にいい県民性だなと思いました。心配してくれた皆様、本当にありがとうございました！！

さて、真夏の祭典、G1第67回オールスター競輪が、平塚競輪場で行われ、近畿の雄、古性優作選手の優勝で幕を閉じました！！ 優勝した古性選手はもちろん素晴らしい走りでしたが、今回は新しいスターが誕生しましたね。

京都の窓場千加頼選手です！！
えー、ずっといましたよ。ずっといたけど、特別競輪とかでは全く活躍できなかった選手。僕も加乃敏選手の息子さんか〜サバキまあまあ上手いな〜くらいでした。 何と言っても、名をあげた今年のウィナーズカップからでしたよね！！ ピンピンピンで見事に決勝まで上がってくると、脇本雄太選手、古性選手のS級S班2人の前を志願。普段あまり見せなかった漢のツッパリ先行で、北井佑季選手を出させず、脇本選手の優勝に貢献しました。

今回のオールスター競輪でも、準決勝で古性選手をつけると果敢に先行！！　相手はS級S班・松浦悠士選手と高松宮記念杯を獲った北井選手。古性選手の好アシストもあり、なんと逃げ切りで決勝を決めました！！

そして、決勝は新山響平選手-佐藤慎太郎選手-守澤太志選手ー渡部幸訓選手の北勢、松井宏佑選手ー郡司浩平選手の南関東勢、単騎の眞杉匠選手、そして窓場選手ー古性選手の近畿勢。 この並びを見た時、僕の頭の中はこうなってました。
ファンファンファンファ〜ン♪
近畿は2段駆けができる布陣、ただ新山選手を叩いて先行するのは至難の業。叩けるなら窓場選手じゃなく松井選手の方。もちろん南関東も2段駆けができる布陣ですが、郡司選手はもうグランプリ出場権を得ているので、松井選手に獲ってほしいはず。松井選手は、準決勝であの脇本選手を捲っている。捲りだ。と、いうことは、先行が新山選手、北の後ろに眞杉選手、中団に窓場選手、後方から捲りの松井選手だな。 申し訳ないですけど、松井選手が捲れない車券を買わせていただこう。南関東は切る。では、中団から窓場選手は捲れるか！？　それは、厳しいだろう。切る。（←ここが運命の別れ道でした）。古性選手はその後ろから突っ込んできそう。あと、単騎の眞杉も要チェックやで。4番手の渡部選手も切らせていただこう。
ファンファンファンファ〜ン♪
よーーーし、古性選手、眞杉選手を頭に、佐藤慎太郎選手の2着、3着で勝負や〜〜〜！！

結果は、中団から捲った窓場選手が佐藤選手のブロックを乗り越え、最後に古性選手に差されるものの、新山選手を捲り2着！！　あわや、優勝かという結果でした！！　ビックリしました！！ 古性つえーーーと同じくらい、もしかしたらそれ以上に、窓場つえーーーと皆さんも言ったんじゃないでしょうか（笑）。

新たなスター誕生！！ お父さんの加乃敏選手が引退したことをきっかけに、練習により力を入れだしたと聞きました。人は変われる！！　オレも頑張ろう！！

これで近畿からも、ひとりグランプリ出場者が決まり、今年のG1はあと2つ！！ G2の共同通信社杯競輪もあるので、少々気は早いかもしれませんが、賞金争いも気になってきます！！ 窓場選手もグランプリ圏内の9位につけております（8月30日現在）。ますます目が離せないですね！！

それでは皆様、ご武ウンを〜〜〜！！

※文中の開催写真はPerfecta Navi編集部撮影のもの