2022/08/25(木) 20:30 0 3
青板バックから上昇してきた宮崎大空を突っ張ると、赤板では息つく間もなく下井竜が飛んで来た。もちろん、333バンクとあってはもう出させるつもりはなく、ものの見事に突っ張り切った。
レースは宮崎と下井との3分戦で、あとはペースで駆けられる。そう思ったが甘かった。下井が行けずと見るや、下井マークから自力に転じた高橋和也が襲いかかってきたからだ。
それでも「下井君を突っ張ってからはペース的に余裕で回せていたので脚は問題なかったです」と慌てる様子はなく、ペースに持ち込んだ。前受けから、選手でいう“全つっぱ”(全部突っ張り先行する)でレースを支配した。ライン全員で勝ち上がるためには特に有用な手段だが、脚を消耗するため確かな脚力と度胸が無ければ躊躇するのが常だ。
「ライン3人で決めるために最善の策を取りました。流れに身を任せて駆けられました」と言うようにマークの池田勇人が1着で長島が2着、そして3番手を固めた台和紀が3着と有言通りにラインで勝ち上がった。
「今シリーズは(吉田)拓矢が急きょ欠場しましたし関東の層が薄い。(武藤)龍生と一緒に(関東を)引っ張ろうと話をしました!」と気持ちを高めて戦いに挑めている。(netkeirin特派員)
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