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【立川競輪】連勝での勝ち上がりも首を捻る南潤

2022/08/23(火) 19:30 0 8

立川競輪「報知ゴールドカップ・山口健治杯(FI)」は24日に最終日を迎える。連勝で勝ち上がった南潤に話を聞いた。
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「本当は自分が叩いて先行しないと」と浮かない様子の南潤

 初日は後ろに敵の山本勝利が嵌まるも併せきって快勝。準決では野口裕史の逃げを捲った鈴木玄人の上を更に捲って番手の東口善朋とワンツーを決め、連勝で勝ち上がって来た南潤

 初日のレース後は「(真後ろから捲って来る山本勝利に)併せられたし、踏んだ感じも悪くはない。今はとにかく1着を取れる自信がないので…。もしかしたら準決では同県の東口さんとの連係になるかもしれないが、そこでいい走りができたら少し自信が付くかもしれないですね」と自己採点は厳しい。

 2日目の準決勝ではその東口と同じ番組になり、見事にワンツーを決めたが「作戦とは違う展開になった。自分のラインが唯一の3車だったし、本当は自分が叩いて先行しないと」と浮かない。

「でも東口さんとワンツーが決まって本当によかった。東口さんが上がってくれれば、自分はダメでもいいと思っていたので」とようやく表情が緩んだ。

「最近は奥さん(彩乃)も頑張っているし、最近は決勝にも上がっている。普段一緒に練習しているし、当然自分も頑張らないといけない」と妻の活躍に刺激を受けているよう。

 少し低迷期が長かった南だが「S級に上がってから連勝での勝ち上がりは今まであったかな? あってもホントに上がってすぐだと思うけど、記憶にないです。ずっとFIでの完全優勝を目標にしているんですけど、まだ未達成なんですよね。今回チャンスができたけど、脇本さん相手は流石に…」と苦笑い。

 その脇本とは別線勝負を選択した南。

「脇本さんとは初対戦。GIを完全優勝するスピードを体験できるのはマジで楽しみ。決勝でも東口さんに任せて貰ったし、しっかり自分の力を出し切れるように頑張ります」と気合を入れた。

 その脇本は2日目の準決勝でS級連勝記録を更新。まさに別格の走りを続けており、決勝でも人気を集める事は間違いないが、南の走りにも間違いなく注目に値するだろう。(アオケイ・松野記者)


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