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【取手競輪・モーニング】比佐宝太「将来は北日本を引っ張って行ける選手になりたい」

2022/08/15(月) 08:45 0 2

取手競輪場では15日にモーニング競輪「ブランドポーク『常陸の輝き』杯(FII)」が開幕。今節のチャレンジ戦には4名のルーキーが参戦する。その中でも前回優勝と勢い十分な比佐宝太村田祐樹の2人に話を聞いた。(アオケイ・八角記者)
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1R 比佐宝太(福島/師匠:山崎芳仁)

 本デビュー3戦目。初戦の函館で落車したが、前走・いわき平では見事、初優勝を地元で飾った。

「番手の阿部(利光)さんと同着優勝。でも、てっきり自分は交わされているかと。初優勝を地元で飾ることができて嬉しい、地元パワーですね!」と笑顔を見せた。

 優勝の背景には師匠の助言があったそうで「函館では後ろを見過ぎて落車してしまった。その後の練習で、師匠からは“あんなレースは絶対にするな”と。“とりあえず突っ張って、2センターから4コーナーくらいから駆けたほうがいい”と言われていたので、アドバイス通りの走りをしたら、優勝することができました」と明かす。

 朝は得意? 苦手? との記者の問いには「師匠との練習は朝練がメイン。早朝5時からやっているので、余裕ですよ!」とのこと。

 西武園競輪場で開催中のオールスター(GI)では、北日本から4名の選手が決勝へ進出。

「将来は北日本を引っ張って行ける選手になりたい」。続けて、今開催の意気込みを伺うと「同期が3人いるし、みんな強いけれど、優勝を狙って頑張りたいです。気持ちで負けないように」と締め括った。

5R 村田祐樹(富山/師匠:宮越孝治)

 本デビュー3戦目。富山川崎と連続優勝を飾っており、その力は本物だ。

 脚質タイプを尋ねると「ダッシュに自信がないので、いつも聞かれると“地脚タイプ”と答えています」と話す。しかし、この2場所で披露しているトップスピードは抜群だ。

「ホームバンクの富山は33バンク。確かに33のほうが得意だけど、前走の川崎で400バンクを走って優勝できているし、そこまで嫌なイメージありませんね。調子自体はいつも通りです」。

「6連勝できたことは自分でも驚いています。確かに特昇を狙える位置にはいるけれど、意識し過ぎず、あまり気負わずに一戦一戦、頑張りたいと思います」と自然体で臨む。

※写真はいずれも、撮影時のみマスクを外して撮影を実施しています。(6月ルーキーシリーズ・大宮にて)

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