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【宇都宮競輪】52才の三住博昭「オレは細胞が衰えるのが遅い」

2021/04/11(日) 17:30 0 2

宇都宮競輪場では12日から、FI「報知新聞社杯」が開催される。初日・予選7Rを走る三住博昭に話を聞いた。

 競輪選手は体力勝負とはいえ、ベテランにもなると、体力だけでは若手には敵わない。「もう選手になって33年かな。デビューしたころはモタモタしたときもあったけど、競馬でも早熟とか晩成とかいるよね。オレは晩成のほう。神山雄一郎と話して出た結論は『細胞の衰えが遅い』。もちろん衰えてはいる。傷とか治るのは遅くなったけど、その他の部分かな。それしか考えられない(笑)。それじゃないと52才でS級にいられない」。

 そんな三住は今回中25日も空いての参戦。「何も悪いことをしてないのに配分が空いちゃったけど、休むことなく自転車に乗ってきた。1日でも乗らない日を作ると次の日も乗らない、また次の日も何てことになりかねない。学校のテスト前の勉強と同じ。毎日、毎日少しずつ。慌てて3日前になってやろうとしても、結局はやらないなんてケースもあるからね」。真面目な練習の裏付けがあるからこその走りかもしれない。(アオケイ・伊藤博)

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