2022/08/09(火) 20:15 0 8
地元の阿部大樹と久木原洋に前を託された菊池岳仁。打鐘過ぎのスパートで先手を奪ったが、阿部が続けず、いわゆる“裸逃げ”の形に。それでも末脚良く押し切って4回目のGI参戦でGI初勝利を飾った。
「地元勢が後ろだったので、どんな形でも先行しようと。序盤のレースを見ても、先行した方が有利だと思ったので。出切った時に後ろの状況を確認できた。バックは向かい風だったけど、他の人もキツいだろうと思って、冷静に走れました。GI初勝利は嬉しい。でもラインで決められなかったのは反省ですね」。
関東地区のGIの勝ち上がりで。しかも逃げ切りでの初1着。それでもライン決着にならず反省も忘れなかった。そして視線は早くも2戦目に向いた。
「明日かあさってか、まだわからないけど、しっかり疲れを取って一走一走、力を出し切れるように準備したい。(一次予選)2走目も頑張って、しっかり勝ち上がれるように頑張ります」。
ポイント制なので1走目1着でも気は抜けない。初1着の次は、GI初の勝ち上がりを目指して果敢に攻める。(netkeirin特派員)