2022/08/09(火) 19:00 0 3
シャープなまくりで1着を取ったもののレース後のコメントはどうにも歯切れが悪い。
「突っ張る予定が突っ張りきれなかった。もう少し遅ければ出さなかったけど…。反省のレースです」。
7月玉野サマーナイトフェスティバルで落車しており今回が復帰戦。しかも5月いわき平「日本選手権競輪」、6月岸和田「高松宮記念杯競輪」、そして玉野と3か月連続して落車の憂き目にあっている。満身創痍の状況でむしろよく1着が取れたものだ。
「道中で脚がたまらなかったし、ウォーミングアップ中から気持ち的に不安で体もフワフワしていた。集中力も欠いていましたね」とまだまだ本調子とは言えない。
それでも、大舞台になると強さを発揮するのが嘉永の真骨頂であり芯の強さ。初のGIとなった2月取手「全日本選抜競輪」でいきなり準決に乗ると、先出の「日本選手権競輪」、「高松宮記念杯競輪」と連続して準決勝に乗っており、逆境になればなるほど燃えるタイプだ。2走目以降の修正に期待したい。(netkeirin特派員)