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【桜花賞】偉大な兄の教えに耐え忍ぶ脇本勇希

2021/04/10(土) 11:00 0 3

川崎競輪場で開催されている「桜花賞・海老澤清杯(GIII)」。9日の選抜4レースで先行し2着の脇本勇希に話を聞いた。

「輪界一と比べられてもこっちは苦しい」を漏らす脇本勇希

 4月8日付けの脇本雄太のTwitterに
『弟よ…そんなだらしないレースをしちゃいかんよ』というコメントが掲載された。

 それを某記者から伝え聞いた脇本勇希は「今日も1着を取ろうと結構頑張ったんですけどダメでした。兄貴のTwitter? 寝ていても悪夢のようにそのことが出てきて(苦笑)。普段から先行選手同士の対戦で(相手の)脚に負けるようではダメだと言われているんですよ。そのくらいの気持ちで走れっていうことなんでしょうけど…。でも、あんな輪界一と比べられてもこっちは苦しい」と苦しい胸の内を吐露する。

 3日目3レースの番組が発表されると、「後ろは酒井拳蔵さんと西川親幸さんですね。とにかく力を出し切るだけです」とキッパリ。偉大なる兄の厳しい教えに耐え忍ぶ弟だが、これを乗り切ってこそ超一流の道が開いてくるとも言える。
頑張れ!脇本勇希。(アオケイ・渡辺記者)

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