2022/08/01(月) 22:15 0 0
人気は井上公利-坂本毅の北日本コンビで折り返しが共に売れていた。チャレンジ戦から今期2班に上がったばかりの梶原はいわば支線扱い。人気薄で無欲の立ち回りが奏功したか、打鐘から出切るとペース駆けに持ち込みそのまま押し切った。
「いつもとやっている事は変わらなかったんですけどね。ドームでバンクが軽いってこともあったのかいいペースで駆けられました」と昇級後の初勝利を喜んだ。
今シリーズは急きょ予備選手から繰り上がった。今回、走る事を想定していなかったようで直前まで追い込んで練習していたという。
「初めて午前と午後、ぜんぶ乗り込みました。調整どころじゃなかったです」と脚に刺激を入れてシリーズに突入した事が逆に良かったようだ。
3場所目にして初めて準決勝へと勝ち上がった。相手が強くなるここは思い切った勝負に出そうだ。
「本当はカマシ、まくりが好きですけど、チャレンジ戦では後ろが離れたら申し訳ないのでほとんど出していなかったんです。でも1・2班の強い人たちいればやってもいいのかも。得意パターンで自分の脚がどこまでやれるかも計りたいので」と挑戦者のレースで準決勝に挑む。(netkeirin特派員)