シリーズの開幕戦を制したのは小川勇介。初連係の志田龍星マークから悠々と差し切った。

「志田君が頑張ってくれた。要所要所でしっかり踏んで、強かったですね。ラインで決めようとする気持ちが伝わってきた。他地区の選手なのにありがたい。九州に欲しい選手ですね」。

　前検日はメンバーを見て、「えっ？」という反応をしていたのが印象的だったが、結果的には頼もしい味方だった。

　3番手を回った那須久幸を含めてラインでワンツースリー決着となった。小川は昨年を含めて２度の佐世保記念優出歴がある。

「佐世保記念は相性がいい大会。ここのところリズムを崩していたので、ここら辺から上げていきたい。(今年も)後半戦に入ったし。脚の感じはいいんでね」。

　二次予選は郡司浩平-井上昌己の後ろ回り。流れも確実に良くなっている。ゲンのいい大会でリズムアップを狙う。(netkeirin特派員)