7月23日、佐世保競輪場で行われた九十九島賞争奪戦(GIII・初日)の初日特別選抜は、捲った郡司浩平(31歳・神奈川=99期)が1着、その番手の和田健太郎(41歳・千葉=87期)が2着、追い込んだ杉森輝大(39歳・茨城=103期)が3着に入った。3連単は⑨-③-⑥で8,880円という配当だった。

　レースは目まぐるしく順位が入れ替わる展開。残り2周で杉森ら関東勢が上がって行ったが、それを叩いて山田庸平(34歳・佐賀=94期)ら九州勢3車が先行、そこへ間髪入れずに新田祐大(36歳・福島=90期)がカマシ先行で守澤太志(37歳・秋田=96期)と出る。最終バックで郡司が仕掛けると前を一飲み。番手の和田健太郎とワンツーを決め、鮮やかに初日特選を制した。