2021/04/06(火) 16:00 0 3
検車場に姿を見せてメンバー表を眺めた村上は開口一番に「ん〜、関東4番手…」と険しい表情。特選には稲毛健太と稲垣裕之がおり、もちろん冗談だったが、取材陣は一瞬何のことか分からずにヒヤリとさせられた。
前回の高知は初日、最終日は自分で動くレース。若い機動型を相手にゴリゴリと前へ前へと畳みかけていた。「最終日は数字は悪かったけど、それに比べれば体は動いていたし少しずつは良くなってきた」と、徐々にではあるが調子を取り戻しつつある様子。「ここらへんで(調子が)上がって来てくれないと困る!」。
和歌山のあとは西武園記念を挟み、5月に日本選手権競輪、いわゆるダービーが控えている。過去4度のV実績がある超ドル箱大会へ向けて、コンディションをピークまで持っていく。(netkeirin特派員)