2022/07/06(水) 19:45 0 3
「養成所では師匠(坂本貴史)に言われていた通りに、積極的に先行して脚を作ることに徹していました」と淡々と話すが、ライン構成をしない競走訓練でバックを取るのは至難の業だ。そこでこれだけの数字(バック数22本)を残すのは正直凄いと言える。
本格的な実戦を控えてやや緊張気味? とも思える面持ちで話す堀だが、「ライン戦となっても在所時代と同じく先行でやります。競走訓練ではないライン戦ではどんな動きになるのか勉強してきました。相手の動きをよく見ながらタイミングとかを合わせて仕掛けていきたい」と地元のデビュー戦に向けて意気を上げていた。
新人リーグではやや成績が振るわなかったが、これは在所と同じくラインらしいライン戦ではなかったのが原因と思われる。本格的なラインであればあるほど、堀の力が発揮できるのではなかろうか。初日の走りを楽しみに見てみたい。(アオケイ・真島記者)