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【平塚競輪・オールガールズ】勢い止まらない太田りゆ 15連勝で決勝進出を狙う/ガールズケイリン

2022/06/30(木) 12:00 0 9

29日より平塚競輪場で行われている「ALL GIRL'S 10th Anniversary」は史上初となるガールズケイリン選手のみの1日12レース3日間開催。初日9Rで1着だった太田りゆに話を聞いた。(取材・netkeirin編集部)
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太田りゆ

 アジア選手権(インド・ニューデリー)から帰国初戦の太田りゆが初日予選で2着に4車身差をつける完勝。連勝を14に伸ばし、児玉碧衣佐藤水菜石井寛子など強豪が集まったAグループで優勝に名乗りを上げた。

「作戦を立ててもレースでそうならなかった時に慌てるのが嫌なので」と話す太田は、この日も作戦を決めず、本能の走り。後方6番手も最終周1センターから踏み出すと前団をひと捲り。ナショナルチームで鍛え抜いたダッシュ力を見せつけた。

 女子スプリントで金メダルを獲得したアジア選手権からの転戦。「走る前は不安もありましたが、ペダリングの感触も良いし、今日の動きが出来れば心配ありませんね。暑さですか!? 42℃のインドよりも気温は低いですが、日本は蒸し暑い!(苦笑)。でも、ナイターなのでそれほど気になりませんでした」と、2カ月ぶりの競輪で手応えを掴んだ様子だ。

 今回の「ALL GIRL'S 10th Anniversary」はオール女子のみの開催。宿舎の様子を聞いてみると「普段の開催は地区別で部屋が割り当てられていますが、今回は同期部屋なんです。私の場合は他のガールズ選手は皆ライバルという意識を強く持っていますが、同期は特別な存在で大事な仲間であり友達。普段会えない分、おしゃべりを楽しんでいますよ(笑)」。

 デビューし5年、これまで最も印象に残る出来事を聞くと「まず、初のガールズコレクション出場を決めた松戸でのトライアル優勝とデビュー前から憧れだったガールズケイリンのピンクのレーサーパンツを履けたこと」を挙げてくれた。

「帰国してガールズケイリンを走る度に、お客さんの期待を肌で感じています。スピードやパワーを出し惜しみせず見せていきたい」と2日目以降も力走を誓った太田。相手が強化される準決勝でもハイパフォーマンスを見せてくれそうだ。

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