閉じる

【弥彦競輪・ナイター】野口裕史が植物クラブのことと今年の目標を語る

2022/06/19(日) 23:00 0 5

20日から弥彦競輪場のナイター競輪「日刊スポーツ賞(FI)」が開催される。初日の12Rに出走予定の野口裕史に話を聞いた。
▶出走表はこちら

「残りの半年間もガンガン行きますよ!」と話す野口裕史

 前に金子貴志が執筆する当サイトのコラム「不屈の男・金子貴志の奮闘記:で走植動物部というクラブ活動のことが書かれていたが、今回の弥彦に会員の野口裕史が来ていたのでその話を聞いてみた。

「もともとの始まりはマツケンさん(松岡健介)で、そこから松本貴治君、金子貴志さんが加わり、一番最後に僕が入会した感じです。名前の通り、メンバーはみんな植物が好きな人間。キャプテンは、一応、金子さんということになっています。僕自身が興味を持ったのはこの1年くらいで、みんなに教えてもらって、少しずつ知識が増えていった。地区が違うし全員で集まれる機会はなかなかないけど、この間のダービーで4人揃ったので、たっぷりミーティングしましたよ(笑)」。

 バリバリのスポーツ選手×観葉植物の組み合わせはちょっと意外で不思議な気もするが、ギリギリのところで戦う人間にはオンとオフの切り替えが必要と言うし、植物を眺めることで心が落ち着き、リラックス効果も得られるようだ。

「サボテンのような多肉植物だったり、それとは微妙に違う塊根植物というのがみんなのお気に入り。値段もピンキリで、誰でも買えるお手頃なやつから何十万円もする高いやつまである。こういう植物はアフリカとかあっちの方に多く生息しているんですが、この間、金子さんは『マダガスカル島を島ごと買いたい!』と言っていました(笑)。それくらい好きなんですね、あの人は。本当にすごい」。

 ピリピリムードの検車場で植物の話ばかりしていてもアレなので、競輪のことも少しだけ。野口と言えばタテ攻撃一本の先行マニアで有名だが、今年はある目標を立てて1年間頑張っているそうで、「ここで口にしちゃうと警戒されるからなぁ…」と言いながらも丁寧に教えてくれた。

「特別の決勝とか、記念の優勝とか、そういうのではないですよ。僕がチャレンジしているのは1年間の逃げ回数です。KEIRIN.JPのランキング情報のところに、年間累計の逃げ数(逃げて連絡みした数)、バック数(その名の通りバックを取った数)を見られるところがあるんですが、その両方で1位になることが目標です。3年くらい前に1回1位は取っているけど、そのあとは藤井栄二君に負けたり、なかなかトップに立てていない。先行で勝てなくて捲りを覚えようとした時期もあったけど、やっぱり僕は風を切ってなんぼだし、もう一度初心に戻って、バックを取るレースにこだわりたい。今年もいまちょうど半分で折り返しだし、残りの半年間もガンガン行きますよ!」。(netkeirin特派員)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票