初日、2日目は脚力の違いを見せて着差以上に強い内容で勝利。四日市に続き連続Vが期待されたレースだったが、5着に終わった。

「今日も初日、2日目のイメージで走ったんですがスムーズにレースを運ぶことが出来ませんでした。蓋をされてバックを踏んでそこから踏み直したり、出切る頃には脚を使ってしまったのが敗因です。みんなから”2日間のように走れせないぞ”という雰囲気も感じました」。

　今日の決勝は敗れたが、同期だけで走るルーキーシリーズは8走して5勝、内容も先行を貫き、四日市で優勝を飾るなど卒記クイーンの力を示した。この後は先輩選手たちと走る本デビューが控えている。

「自分が勝てなくなる状況がわかったのは良かったと思います。先輩たちは位置取りも上手ですし、捲りも凄い。自分の力を試しながら先行に拘って戦っていきたいです」。

　課題は位置取りだ。大宮での3日間は後方からのレースを進める形になった。「同期だけのレースはどこからでも駆けられましたが、本デビュー後は難しいと思うので…先輩たちにアドバイスを貰いながら位置取りは考えていきたいですね」。

　本デビューはホームバンクの函館競輪(7月11日〜13日)に決まった。壁を一つ一つ乗り越えながらスケールの大きなレースでガールズケイリンのトップを目指す。