2022/06/12(日) 18:45 0 4
45歳となった今でも先行を主体に好走している伊藤嘉浩の息子・伊藤温希。今開催は2着、3着とまとめたが惜しくも決勝入りを逃した。
「松山の3日目にゴール後落車をしてしまい、肋骨を折ってしまった。その痛みがなかなか抜けず、自分で仕掛けるのは難しいですね」と初日のレース後に話してくれた。
脚質について尋ねると「ダッシュタイプです。学校時代も追い込み主体だったし自在型です。父は徹底先行タイプなので真逆なんですよね(笑)」とはにかんだ。
中高はバスケットボール部に所属し、輝かしい実績を持つ。
「小さい頃からずっとバスケをやっていてまさか自分が自転車競技をやるなんて想像できなかった」と競技歴は浅いがそれでも在所順位が5位なのは、ポテンシャルの高さ。伸びしろしかないだろう。
最終日は6レースに出走予定。悔しさをバネに長所であるトップスピードを生かして白星締めと行きたい。(アオケイ・松野記者)