2022/06/12(日) 18:15 0 0
特選シードの北日本4人はいずれも追い込みタイプ。関東1人の大矢崇弘の後ろに泉慶輔-宇佐見裕輝が付けて、川津悠揮は高谷雅彦を背に自分で動くことになった。
「点数最上位の慶輔が大矢君にいくのが自然ですよね。ただその後ろに北日本のみんながズラズラ並んでもノーチャンスの人が出てしまう。それなら自分が動いた方がいいかなって。そうすれば北の全員にチャンスがあるだろうし、千葉勢も動いて三分戦になるはずなので」。
かつては「北日本6番手」を固めたこともある川津だが、先輩たちのためにここは北別線を選択した。
もちろん、この決断ができたのは自分で動いてもやれる自信があるからだろう。
「前回の優勝はたまたまです(笑)。でも点数に余裕ができたのは大きい。来期に向けて動いて脚を試したい気持ちもあるし、今後につながるレースをしたいと思います」。
地元Vを決めた強烈なまくり脚を今シリーズでも繰り出すか。初日の走りに要注目だ。(netkeirin特派員)