2022/06/12(日) 06:00 0 1
6月11日時点の「S級・3連対率ランキング」の1位は、前週に続き脇本雄太(33歳・福井=94期)。
脇本は、4月の豊橋競輪「ジャパンカップ・中スポ昇龍杯(FI)」以降、5月のいわき平競輪「日本選手権競輪(GI)」を含め4場所連続で優勝。13走中、10走が1着、3走が2着という驚異の成績で、11日時点の「S級・2連対率ランキング」でも1位となっている。
3連対率が80%以上なのは上位5選手で、そのうち脇本、犬伏湧也(26歳・徳島=119期)、新田祐大(36歳・福島=90期)の3選手は勝率が70%以上。
また、前週19位の成田和也(43歳・福島=88期)は、8〜10日の富山競輪「手ぶらでGO! スパ・アルプス杯(FI)」に出場。初日特選と準決勝で連勝、決勝は惜しくも2着となったが、3連対率ランキングは9位に躍進した。
S班で最も上位につけているのは12位の松浦悠士(31歳・広島=98期)。グレードレースが主戦場となるため条件は厳しいが、5月は宇都宮競輪「ワンダーランドカップ(GIII)」で決勝3着、S班9名が揃った佐世保競輪「全日本プロ選手権記念競輪(FII)」の「スーパープロピストレーサー賞」で2着、6月は4日に最終日を終えた取手競輪「水戸黄門賞(GIII)」で決勝2着と、安定した成績を残している。
なお、3連対率が上位20位以内で勝率が20%未満の古性優作(31歳・大阪=100期)は、2、3着に入る確率が高いため車券購入では見逃せない。
最新の3連対率ランキングは以下のとおり。※選手名をクリックすると出走情報が見られます
S級・3連対率ランキング(2022年6月11日時点/直近4か月)
※太字はS班、赤字は勝率30%未満
順位 | 選手名 | 3連対率 | 勝率 |
---|---|---|---|
1 | 脇本雄太 | 91.6 | 75.0 |
2 | 犬伏湧也 | 88.8 | 77.7 |
3 | 山崎賢人 | 85.7 | 57.1 |
4 | 南修二 | 81.2 | 25.0 |
5 | 新田祐大 | 80.0 | 70.0 |
6 | 深谷知広 | 77.7 | 33.3 |
7 | 武田憲祐 | 76.0 | 28.0 |
7 | 橋本優己 | 76.0 | 44.0 |
9 | 成田和也 | 73.9 | 30.4 |
10 | 荒井崇博 | 73.6 | 47.3 |
10 | 藤井昭吾 | 73.6 | 31.5 |
12 | 松浦悠士 | 73.5 | 41.1 |
13 | 佐藤慎太郎 | 73.3 | 36.6 |
13 | 渡部哲男 | 73.3 | 26.6 |
15 | 平原康多 | 72.7 | 59.0 |
16 | 山田庸平 | 72.4 | 51.7 |
17 | 古性優作 | 72.2 | 11.1 |
18 | 鈴木竜士 | 71.4 | 71.4 |
18 | 嘉永泰斗 | 71.4 | 47.6 |
20 | 眞杉匠 | 70.8 | 33.3 |
2,000人以上がプロ選手として活躍する競輪。男子は競走得点に応じて級班が分けられ、実力の近い選手同士でレースを行う。そのなかで上位の実力を持った選手が在籍するのがS級だ。
現状、S級レーサーが出場するGIII以上のグレードレースは9車立て、FI開催は7車立てで行われている。レース数なども含め選手により条件面は異なるものの、競輪投票・車券購入をする際、3連対率は注目したいポイントだ。
3連対率とは?
1着から3着に入った回数を、出走回数で割った確率。この確率が高いほど、3着までに入りやすい。