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【大宮競輪・ルーキーシリーズ】「小嶋敬二さんのおかげ」ルーキー小林真矢香が地元の御大に感謝

2022/06/10(金) 17:00 0 6

4月から6月にかけて全4戦行われる「競輪ルーキーシリーズ2022」は、11日から大宮競輪場で第4戦が始まる。7Rガールズ予選1に出場する小林真矢香(こばやしまやか)に話を聞いた。(取材・netkeirin編集部)
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明るく元気なルーキー小林真矢香

「そうなんです、“ばちこ”のあだ名がいよいよ浸透してきたんですよ」と、“さん付け”ではなくニックネームで呼ばれていることが嬉しいと笑みを浮かべながらインタビューにこたえてくれた小林。

「元々はこばやしの“ば”から、“ばっちん”、“ばちこちゃん”と派生して、それを下条未悠ちゃんが響きがいいからということで“ばちこ”と名付けてくれました」

 富山下条未悠と気が合うようで、「同い年ですけど、2期上なので尊敬できる先輩であり、一緒にご飯に行く友達でもあり、不思議な間柄です。自転車のことからプライベートな事までなんでも話せる大切な存在。でも彼女は納豆が好きで、ナッツが嫌い。私と嗜好が真逆(笑)」

 集中力を高める時は大好きな嵐の音楽を聴くという。「とにかく嵐のすべてが大好きで、ローラー漕ぐときも嵐の曲を聴きながらです。『感謝カンゲキ雨嵐』、『五里霧中』がオススメ。でも私は検車場で使える音楽専用機を持っていないので、嵐の曲を脳内でイメージ再生しながら漕いでいるんですよ」とどこまでも明るい。しかし、デビューまでの道のりは険しかった。

「養成所に入るのに二浪しました。その期間支えてくれた家族、師匠には感謝しかないです。あとはなんといっても小嶋敬二さんです。オーバーワークになって失敗した経験のある私に、“練習しすぎるな”、“オンとオフのメリハリをつけろ”と練習メニューをコントロールしてくださって。小嶋さんのおかげでタイムがメキメキと上がって、デビューを迎えることができました。師匠(坂上樹大)は“本デビューが始まるまでは、いろいろ考えながら試してみなさい”と優しく送り出してくれました」

 周りへの感謝の気持ちを忘れない小林が今回大宮シリーズでの意気込みを語ってくれた。

松山シリーズでは決勝に乗りましたが、自分で動いての結果ではなかったので、四日市では動きを意識していました。今回この大宮でも、状況に応じて自分の脚を試す乗り方をしてみたいと思います。もともと投擲競技をやっていたのですが、上半身と下半身がバラバラになると遠くまで飛びません。身体を一体化させて連動性を高める動きをするのがポイントですが、競輪もそれは一緒。しっかりとフォームを意識して臨みたいと思います」

 底抜けに明るい小林真矢香の本デビュー前の戦いに注目だ。

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