石井寛子(36歳・東京=104期)が、7日に小田原競輪場で開催された「モーニング７・Ｋドリームス杯(FII)」の2日目・7Rで1着となり、デビュー以来通算500勝を達成、ガールズケイリン史に新たな金字塔を打ち立てた。

「レース前はめちゃくちゃ緊張していました。体が硬くなっていたので、仕掛けたほうがいいかなと。仕掛けて抜かれたら仕方ないと思って思い切り仕掛けようと思っていました。前検日、初日は記者の数も少なかったのに、2日目は朝から記者さんが多かったから見ないようにしていました。“いつも通り”と自分に言い聞かせて、選手紹介へ。そうしたらデビュー当時から応援してくれているファンの人たちが見えてホッとしました。レースに向かう前に落ち着けたので“やるしかない”と思えました。500勝一番乗りは意識していたので本当にうれしい。次の目標は700勝。500勝の次のJKA表彰は700勝なので。700勝を達成したあとは、神山雄一郎さんの記録を抜くことを目標に頑張りたいです。あとは小田原で優勝すれば現在ガールズケイリンを開催している競輪場での全場優勝になりますので、決勝は気負わず頑張りたい」

　石井は2013年10月にデビュー。15年5月に100勝、17年4月に200勝、19年2月に300勝、21年2月に400勝を達成した。17年にはガールズグランプリを優勝しており、長きにわたりトップクラスの活躍をみせている。

400勝以上のガールズケイリン選手

※2022年6月7日現在