2022/05/20(金) 11:00 0 3
宇都宮競輪「開設73周年記念宇都宮ワンダーランドカップ(GIII)」は20日、2日目を迎える。6レースの二次予選を走る阿部将大に話を聞いた。
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一次予選は別線を完封する逃げを披露し、番手の坂本健太郎が1着、自身は2着となり3着にはライン3番手の好永晃でライン3人での決着に導いた。
阿部が「坂本さんからは前検日に『松阪では弟が世話になったね』とメチャクチャ感謝されちゃいました」と言うように、阿部の前走・松阪決勝では駆けて番手絶好の坂本亮馬が優勝を飾っていた。
そして今回の一次予選では兄の健太郎の1着に貢献。「坂本さんから『兄弟共に本当に世話になっています』と最敬礼されちゃった(笑)。そう言ってもらえるのは嬉しいですね」とまんざらではない様子。
続けて「自分は先行することを主体にレースを組み立てているので、それがたまたま嵌まっただけですが自分も逃げて勝ち上がれたのは良かった。自分にとっても収穫です。ちょっと自分のレースの時は風があったんですが、普段から地元の別府競輪場は風が強い方なのでまったく問題はありませんでした」と荒れ馬場になればなるほど、阿部にとっては走り易そうだ。
二次予選に向けては「ギリ、周りからまだ警戒されないかな。やっぱり先行して魅せる競走をしたいと思っているので二次予選も風を切りたい」と一次予選同様に主導権取りに向けて迷いはなさそう。(アオケイ・渡辺記者)