2022/05/17(火) 13:30 0 2
宇都宮競輪場で19日から「ワンダーランドカップ(GIII)」が開幕する。開催の見所を町田洋一氏に伺った。
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今節のS班の参加メンバーは古性優作、松浦悠士、吉田拓矢、宿口陽一の4人。
安定感ある松浦悠士、常に買いたくなる魅力の古性優作、地元の眞杉匠を使える吉田拓矢が優勝候補。今の宿口陽一は赤パンが重荷になっており、GIを獲った来月の高松宮記念杯迄に、どこまで戻せるかだろう。
展開を重視して吉田拓矢を中心に推す。日本選手権では決勝進出を阻まれたが、地元の眞杉匠を使えるメリットは大きい。脇本雄太が不在だし、眞杉が駆ければ、そうそう簡単には捲られない。シビアに4角手前から踏み込めば、V最短だ。
眞杉も単なる引き出し役でなく、二次予選、準決勝は勝つ先行だ。仮に眞杉匠、坂井洋、吉田拓矢の布陣はあるが、長島大介なら栃茨ラインで折り合い3番手回りだろう。もちろん、ここに神山雄一郎が加われば、ドラマになる。近況の神山の走りを見ると夢物語ではない。
松浦悠士は当地のウィナーズカップで清水裕友とワンツーを決める準優勝。ダービーでは、勝ち上がりに失敗したが、随所でレベルの高い走りを披露していた。中国で取鳥雄吾なら番手を回り、他のケースなら普段通り自力自在に攻める。小倉竜二や岩津裕介の中四国の実力者がおり、ラインは引き締まる。
古性優作はラインの先頭で責任を持った走り。今節は番手を回るレースはなく、村上義弘と一緒の配分と言うのも精神的に大きい。常に検車場でアドバイスを受けている姿を何度も目にしている。500バンクだし勝負どころで切り込む事もあるが、シンプルにタテ攻撃で力勝負だろう。
今年はダービー王の称号を最大のテーマにして目標に掲げたが、次の目標は地元高松宮記念杯のタイトル奪取だろう。近畿で山田久徳の番手回りが有力で、中国ゴールデンコンビ以上の存在になりたい。
山口拳矢は常に一発の魅力を秘める。先月は当地のミッドナイト競輪を走ったばかり。人気に応える事は出来なかったが、爆発力ある捲りは魅力。時折、位置取りのレースも見せるが、後方になっても一撃の走りの方が良い結果が出る。存在感ある中部のBIGBOSS吉田敏洋と連係する。
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